【歌い手】都市伝説系歌い手６。【男性声優】

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和希「･･･で、結局いつもみたいに答えば中途半端さしたって事か」

A「うん･･･」

和希「お前、高校の時もちょいちょい告られったっけもんな」

A「タイプじゃないし特に彼らに興味無かったから片っ端からフッたけどね」

和希「(何気にえげつねえよなコイツ･･･)
つうか、お前こそ本命居るなら居るで告ればいいだろ」

A「恥ずかしくて無理」

和希「１０月末に大勢のリスナーの前でデビューライブすんのに･･･？」

A「それはそれ、これはこれですぜ兄さん」




毎度の如く(そんなに頻繁じゃないけど)「友達としては好きだけど、恋愛的な面で好きか解んない」って可もなく不可もなくみたいな事を言って、私は逃げる様にカラオケ大会の会場から立ち去った。

んで、殺陣演劇の出演者控え室に指定されてる新庄駅の会議室に到着。
一足先にメイクやら着替えを終わらせてた和希さんとカラオケ大会での出来事を相談(？)していた。てか和希さん黒マスク似合うなオイ()




和希「･･･ったく･･･そもそもの話、なんでそう言うガチ目な恋愛相談を俺にすんだよ」

A「え。だって完璧恋愛対象外だし色んな仕事を転々としてる和希さんならいいアドバイスしてくれそうだなと思って」

和希「俺だって恋愛経験そんな無えわ」

A「ぁでっ」




ペシッと新庄まつり運行スケジュールって書かれた冊子で軽く頭を叩(はた)かれた。

ぐぬぅ、出番そんなに無いくせに中々適度な返しをしてくる･･･。出番そんなに無いくせに()




和希「そう言うのは、告白されたお前にしか答えが出せないんだから悩むだけ悩め。そんで他人からもらった答えじゃなくてちゃんと自分で答え出せ」

A「そうは言っても、どうせそれぞれの全員落ちルートになるんだよ？」

和希「おい()
おま、俺がせっかくかっこよく決めたのにメタ発言すんなよ･･･」




(´・∀・｀)ﾍｯ((((


そうこう駄弁ってる内に、私の専属メイクさんとなりつつある眞弥ママがやって来た。
あ。ちなみに眞弥ママは木祢岸蕾(つぼみ)ね。全然蕾じゃないけど。テンションが開花してるけど(((



んで、ちゃちゃっとメイクしてもらった。
殺陣演劇が始まる１０分くらい前になって、私達は移動した。


衣装はどんなのかって言うと･･･無双OROCHI３の甲斐姫のオレンジバージョン。うん、これコーエーテクモさんに怒られるよ？

･･･まあ、取り敢えず今だよね。うん。

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