【歌い手】都市伝説系歌い手６。【男性声優】

｛２６６｝side：眞弥 ページ25

眞弥「はい、それじゃ荷物は必要な物だけバスINしといていいわよー。帰るまでここに置いとくから」

そらる「あれ･･･犬派さんは、？」

詩人「ぬっちゃんなら集会所行ったよー」

全員「「ぬっちゃん！？」」

詩人「いやぁ、ぬっちゃんいい人だね。
ラーメントークでこの混沌創造神αの私と語り合える者は居ないと思ってたけど･･･充実した時間だったよ。おまけにコラボの約束までしt」


ガッ


天月「詩人くん、ちょっと･･･裏手で話そうか」

詩人「えっ」




後ろ襟を引っ掴まれて連れ去られる詩人さん。

･･･なるほど、天月さん･･･Aへのツンはやめにしたのね()




梶「集会所･･･って事は、そこでお姉ちゃん着替えてるの？」

眞弥「露出高めの衣装にね」

全員「「･･･！？」」

眞弥「じゃ、私もそろそろ着替え行くわー。
兄貴、みんなの事よろしく。田舎だけど、念には念を入れて変装してねー」

そらる「お、俺も･･･」

うらた「行きたい･･･」

眞弥「ん、いいわよー」




残りの人達を兄貴に任せて、私は集会所に向かった。
今頃母さんに着付けられてる頃かしら。

大通りは出店やら人で賑わっていた。歩行者天国になるから、車に轢かれる心配はなし。
あちこちからお馴染みのお囃子も聴こえてくる。




眞弥「･･･そう言えばさ。
そらるさんって二日酔いしないのね。てっきり、昨日のツイートの件もあるし発狂とかするのかと思ってたわ」

そらる「昨日のツイート･･･？」

眞弥「あらー･･･記憶から消えてる系か」




これこれー、と私のスマホでツブヤキを開いて昨日のそらるさんのツイートを見せる。

すると固まるそらるさん。




そらる「あ、愛してる･･･ゲーム･･･？？
俺が、犬派さん･･･と･･･！？」

眞弥「やっぱ覚えてないのね」

そらる「う、うわぁぁ･･･！！」

うらた「昨日、結構度数高いの飲んでたからだと思うわ。俺も割と早い段階で記憶飛んでるし･･･にしても、愛してるゲームとか羨ましい･･･」

眞弥「いやあ、これはうかうかしてらんないんじゃないの〜？
櫻井さんとかたっつんさんとか、あと神谷さんもだと思うけど･･･ガチよ、あの人達」




ニマニマして２人を見る。

顔を引きつらせながらも、２人同時にため息をついた。

あらあら･･･。わかってるんだけど中々振り向いてもらえないって感じかしら。
なんて言うか･･･面白くなってきたわね！()

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