【歌い手】都市伝説系歌い手６。【男性声優】

｛２６４｝side：神谷 ページ23

Aちゃんと眞弥ちゃんがバスから降りて、俺は小野くんにアイコンタクトして達央を後ろから押さえてもらった。




鈴木「ちょ、神谷さん待って！」

神谷「何発がいい？
例の噂の件と今さっきAちゃんに顔面強打させた件･･･あと、ラジオでAちゃんを襲いかけた件。最低でも３発かな」

鈴木「いや、ラジオのはそう言う質問がきたから答えただけで･･･！」

天月「その割にはノリノリでしたよね。
音小さかったけど、あの時･･･Aちゃんが喘いでたの聞こえましたよ。随分と本気みたいですね？」

宮野「そーだよタツさん。
その件でAちゃんのアカウント、結構燃えてたんだよ？」

センラ「え、ほんまですか？」

神谷「Aちゃんは何も反応してないけど、羨ましいとか声優の卵なんじゃないかとかアニメのヒロインで声をやって欲しいとか反応可愛いとか散々言われてるよ」

９６猫「さすがぬーちゃん()
アンチを通り越して人気を集めるなんて･･･」

鈴木「人気出たんなら結果オーライじゃね？」


ごっ


鈴木「いﾞっ」

神谷「あと２発」




反省も後悔もしていない達央の脳天に拳を落として、カウントダウンをした。

あまり暴力は振りたくないけど、やむなし。




鈴木「ってぇ･･･。
･･･ん？あれ、Aチャン･･･」

luz「！
ね、姉さんが･･･めっちゃ笑顔や･･･！」




姉さん･･･ああ、確かluzくん達はAちゃんを姉呼びしてるんだっけ。

･･･笑顔･･･？と気になって彼らの視線を辿る。
そこには、




神谷「･･････、っ･･･！」




サービスエリア内の芝生のある広場で満面の笑みを浮かべて犬と戯(たわむ)れているAちゃん。
９６猫ちゃんといもうとちゃんが一眼レフカメラを連写してる。うん、俺も撮りたい()

･････････。
･･･なんか、毒気が抜けたと言うか。




神谷「･･･はあ。
健一、孝宏に１発よろしく」

鈴村「はいよー」


どすっ


櫻井「ぐぇっ」

神谷「達央。捏造写真、眞弥ちゃんが持って行った１枚だけ？」

鈴木「あれしか作ってもらってねえよ･･･」

神谷「そう。
･･･今回はもういいよ。
でもまた今回みたいな事になったらその時はAちゃんに対して接近禁止命令出すからな。孝宏も」

櫻井「えー！
なんで俺も！？」

神谷「･･････文句、あるの？」

櫻井「･･･イイエアリマセン」

全員「「(リヴァイ兵長のホログラムが見える･･･！！)」」

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