都市伝説系歌い手５。【歌い手】

｛２２２｝side：９６猫 ページ30

ぬーちゃんが私らの分のたらこパスタまで作ってくれた。優しい。惚れる案件。
まあ、キッチンでポテチとかジャンクフード食ってたら今居る人で料理得意な人居ないって解るよねww




鈴木「裸エプロンしてくれても良かったじゃん」

A「ご飯取り上げますよ。
少しは杉田さん見習ってください」

杉田「うおお･･･犬派ちゃんの手料理･･･！
ミシュランなんて目じゃないくらい美味い･･･！！」




うんうん、うまー。嫁に欲しい。

･･･！
あ、そーだ！




９６「ぬーちゃんぬーちゃん！」

A「んー？なんだいくーちゃん」

９６「vip店長って知ってる？」

A「･･･うん、知ってるよ？」

９６「お、知ってたか！
んでさ、その店長が今日からシェアハウスに住む事になってt「ごほ、ごふぁっ！？？」･･･え？」




いきなり咳き込むぬーちゃん。
え、なんで･･･？


あまちゅが箱ティッシュを持ってきて手渡す。何気に紳士だな()




天月「･･･大丈夫？」

A「だ、い･･･じょばない･･･。
っ･･･ぬーちゃん、ちなみに店長･･･さんは何時に来るの？」

９６「え？
確か、午前中には来るって言ってたけど」


ガチャッ


玄関が開く音がした。
リビングはすぐ隣だし、まあ聞こえるよね。

あ、もしかして店長来たかな。




A「･･･くーちゃん」

９６「ん？」

A「もしあれだったら私の骨拾っといて」

９６「･･･ん？」

『Aちゃんの気配する！
え、どこ･･･はっ！キッチンかなキッチンだねきっとキッチンだな！？』




何やら諦めモードのぬーちゃん。

つーか、うおおう？
なんか店長のテンションと言うかキャラが違う声聞こえるぞ？


ガチャ


vip「･･････！！！」

９６「お。やっぱ店長だった！」

A「ひ、久し･･･振り･･･デスネ･･･」

杉田「犬派ちゃん、顔引きつってるけど･･･」

vip「生のAちゃんだーーーーー！！！」




男らしからぬクリアな声を高々に上げて、マゼンタ色の髪の店長はぬーちゃん目掛けてヒュンッと風を切って突っ込んだ。･･･え？




A「がふっ」

vip「え、今日のパンツ何色！？ブルマ？ブルマ！？それともＴバック！？？」



ずどーん


店長のアメフトとかラグビー顔負けなタックルをモロに食らって、椅子から拉致られたぬーちゃんは床ドンされる形で店長から至近距離でhshsされている。


呆気に取られるワシら。

･･････は( ＾ω＾)？？？

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