都市伝説系歌い手４。【歌い手】

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ソファに座って、「部屋に居る奴ら」を呼びに行った緑川さんを待つ。


その内「お待たせ」って緑川さんが戻って来た。
おいおい後光が見えるぞ末期か犬派'sアイ()




A「･･･みー」

眞弥「ん？」

A「私の墓予約しといて」

眞弥「なんでwwww」

A「ディアリカの次はうちプリかよなんなの全国の声優ファンに陳謝したい」

「おー、なんか聞いてたよりもかっこいい子だね」

「て言うか、女の子･･･？
え、男の子にしか見えないんだけど」

A「あ。変装しっぱだった･･･」




ひょい、とメガネを取ってウィッグも取る。カラコンも一応取った。う･･･やっぱ痛い。




「･･･お、おぉ･･･」

「うっわ、可愛い･･･！」

A「あー、えっと初めまして。
歌い手やってる、犬派です」

小野「僕は小野大輔だよ。
この前･･･ちらっと会った子だよね？」

A「あ、その節はどうも」

宮野「え、なになに？
二人とも知り合いなの？
俺は歌って踊れるイケメン声優、宮野真守！」

A「知り合いって言うか･･･例の神谷さんとの写真撮られた日に、神谷さん達を迎えに来てくれて。その時に会釈した程度ですけどね」

小野「あの時は大変だったね･･･。
神谷さんが酔ってなかったから、櫻井さんと達くんを引き摺ってたよ」




そうそう、神谷さんが酔って･･･なか･･･。

･･････うあああ思い出すな私！！
神谷さんが酔いたくない理由とか！！()




宮野「あれ、赤くなった。
どしたのAちゃん」

A「なんでもねーですが何か！？」

宮野「ええ、逆ギレ！？」

A「と、っにかく！
私達歌みた投稿しなきゃだよね！」

眞弥「え？
でもあれ、いつものやつがまだじゃん」

A「シナキャダヨネ！？」

眞弥「あ、はい」




眞弥に案内させて、屋敷のレコ室に向かう。
宮野さんが「真守タクシー、Aちゃんの荷物運搬開始！」とか言って私の荷物(リュックとスクバ)を運んでくれた。タクシーって人を乗せてくれるんじゃなかったっけ()


レコ室に着くとそこはかなり本格的な感じで。
私は録音ブースに、眞弥はコントロールルームに残った。
録音ブースのど真ん中にあるマイクスタンドにかけられてるヘッドフォンを装置。

ガラスの向こうの眞弥からの指示を待つ。
壁に取り付けられてる画面に私が描いたイラストが表示された。


眞弥からゴーサインを出されて、私はヘッドフォンから流れてきた音に耳を澄ませた。

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