お昼時。 ページ19
そう言えばお腹空いたなー、もう昼休みだし食堂で食べようかな。
そう思ったのがついさっき。
と、言う訳で食堂なう。
『わ、少し混んでる･･･』
「あら、セツナちゃんじゃない」
『･･･？
あ。鳴上くん』
「うふ、こんにちは♪
今からお昼？」
『うん。
鳴上くんは食後のデザート？』
「ええ。
ここのエクレア、美味しいのよ〜。
隣、座らない？」
それじゃお言葉に甘えて･･･と私は窓際に座ってた鳴上くんの隣に座った。
どうやら昼食は食べ終えたようで、鳴上くんはエクレアを食べてる。･･･うーん、画になるなあ。
自分で作って来たお弁当を取り出し、さて食べようかと蓋を開けた時だった。前方から「ねえ」と声をかけられる。
なんだろうと顔を上げてみれば、見慣れた銀髪だけど目の色は水色の男子が頬杖を突いてこっちを見ていた。
「･･･なるくん、誰コイツ？」
「ほら、特待生よ。
さっき同じクラスになったって言った子」
「･･･ふーん、こんなパッとしないのがそうなんだぁ。
２-Ａの瀬名(せな)泉(いずみ)。あんたは？」
『(パッとしないって言われた･･･)
あ、１-Ａの陽響セツナです』
「そう言えばセツナちゃん、午前中姿が見えなかったけど･･･プロデューサーのお仕事？？」
『んー、まあそんな感じ。
登校初日って事で、各ユニットに挨拶回りしてた』
「あら、そうなの。
忙しいわけね･･･どのくらい回れたの？」
『んーと･･･Trickstar、紅月と･･･fineは１人だけ』
「･･･へえ、割と有名どころ回ったんだ？
どーせfineはゆづくんかひびくんだろうけど」
『よく解りましたね･･･日々樹さんにfineを紹介してもらいました。他に1人台風みたいな人居ましたけど･･･』
「ふふ、そう。
うちの学院って個性豊かな生徒多いから、名前覚えやすいでしょ？」
まあ言われてみれば確かに。
雑談を挟みながら、私はお弁当を食べる事にした。
ちょいちょい前から手が伸びてきてタコさんウインナーやら甘い卵焼きやらアスパラベーコンやらが誘拐されていきながらだけど･･･。
おかず誘拐犯の瀬名さんをジト目で睨みながらも、私のランチタイムは過ぎていった。
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暇犬(プロフ) - 仁兎なずなさん、こちらでのストーリー上、主人公が入学するところから始まってるので、原作での二年生イコール一年生ですよー (2015年11月25日 16時) (
レス) id: f488a6118f (このIDを非表示/違反報告)
二兎なずな - 探してみました…やっぱり2年生でした。(付け足し)アドニス君は陸上部に入っています。 (2015年11月24日 22時) (レス) id: c419aa7663 (このIDを非表示/違反報告)
二兎なずな - 多分アドニス君は2年生だったきがする…探してみます。 (2015年11月24日 22時) (レス) id: c419aa7663 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：暇犬
| 作成日時：2015年11月10日 20時
