Trickstar。 ページ14
そしてやって来ました１-Ｂ。
中に入ると、何人か生徒が残ってるのが見えた。明星くんは迷わずに視界に捉えた遊木くんの元へ走る。･･････あれ、なんか一瞬明星くんに犬の耳と尻尾が生えてるように見えたんだけど。気のせいだよね、きっと。さっきもだったけど柴犬とダブって見えるなんて有り得ないよね。
「やっほう☆
ヒノノンを連れて来たよっ」
「来たか･･･。
今遊木と特待生の事を話していたところだ」
「話って言っても、プロデュース科なのにソロユニットで活動するなんて凄いねって話してただけだけどね」
『あー、まあねー。
っと、１-Ａの陽響セツナだよ』
「１-Ｂの氷鷹(ひだか)北斗(ほくと)だ。
この４人でTrickstarと言うユニットを組んでいて、リーダーを務めている」
『とりっくすたー･･･。
神様の世界とか自然界の秩序を破って、物語を引っかき回すいたずら好きとしてよく描かれてるよね。善と悪とか、破壊と生産･･･賢者と愚者とか全く違う二面性を併せ持つのが特徴だったはずだけど』
(※Wikiped〇a先生からの引用※)
「やけに詳しいな･･･お前って意外とファンタジー好きなのか？」
『はは･･･ノーコメントで』
生徒手帳を取り出して４人のページにユニット名を書いた。
書き終えると何やら氷鷹くんがこっちを見てきたのに気づく。
「･･･しかし、明星と遊木とクラスメイトとは･･･色々迷惑をかけていないだろうな？」
「ホッケ〜ってば酷いなあ、別に迷惑になるような事はしてないよね。ウッキ〜？」
「うん、かけてないよ。
ねっ、陽響くん」
『迷惑って言うか･･･二人とも元気だから、その明るさが持ち味だと思うよ。アイドルらしくて笑顔も眩しいし。王道って言ったら王道だけど、そこがまたいいと思うよ。
ライブの時、その笑顔でパフォーマンスしてくれたら盛り上がるなーって思うと楽しみかな』
私が２人の事を思ったままに言えば、４人ともきょとんとした。
わー、なんだかみんなかわいi((
「･･････驚いたな、このアホコンビの事を初対面で褒めるとは･･･」
「一応聞くけど、お世辞とかで言ってるとかじゃないのか？」
『失敬な･･･。本心で言ってるよ？』
「ウッキ〜、聞いた！？
俺達褒められたよっ！」
「うんうん！
わぁ〜、なんだか陽響くんに褒められるとすっごく嬉しいよ！」
思いの外私の言葉が影響したのか明星くんと遊木くんは３割増の笑顔を見せた。
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暇犬(プロフ) - 仁兎なずなさん、こちらでのストーリー上、主人公が入学するところから始まってるので、原作での二年生イコール一年生ですよー (2015年11月25日 16時) (
レス) id: f488a6118f (このIDを非表示/違反報告)
二兎なずな - 探してみました…やっぱり2年生でした。(付け足し)アドニス君は陸上部に入っています。 (2015年11月24日 22時) (レス) id: c419aa7663 (このIDを非表示/違反報告)
二兎なずな - 多分アドニス君は2年生だったきがする…探してみます。 (2015年11月24日 22時) (レス) id: c419aa7663 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：暇犬
| 作成日時：2015年11月10日 20時
