配信してたらなんか来た()【歌い手】

なでなで。 ページ10

A「すげーな。
俺その日の気分で昨日と同じ店にしよーとか別の店にしよーとか決めてカラオケ来るんだけど･･･まさかドンピシャで特定されるとは思わなかったわ」

なでなで

志麻「！！･･･っ！？」




おっと。

俺に対してなんか･･･こう、生き別れの弟と再会を果たした兄みたいなのを感じてしまってついつい撫でてしまった。




志麻「な、あた･･･ま･･･！？」

A「あ、嫌だった？」

[どしたの？]

志麻「の、／/川さんに･･･頭撫でられ･･･あああああぁぁぁ･･･！」

[ま！？]
[志麻さんそこ代わってくれください(((]
[なんか今日の志麻さんアワアワして可愛い()]
[いつもうしさせ配信の時はこんなんじゃないのにww]
[レアや･･･]



ひとしきりなでなでしておいた。

嫌なら拒否すればいいのに、志麻さんは満更でもないと言った感じで俺に撫でられた。
･･･なんか、段々ラブラドールレトリバーに見えてきた()




志麻「あーもう、茶化すなや！
･･･とにかく！今日はその、昨日の事謝りたくて来ただけなんで！」

A「え、帰んの？」

志麻「え？まあ、そりゃ･･･」

A「なんか歌ってけばいーじゃん」

志麻「ふぁっ！？」

[志麻さんwwww]
[ふぁって可愛いかよ()]
[ののしま？ののしまで？？え？]

A「せっかく来てくれたんだし。
さすがに１時間くらいで受付してんだろ？」

志麻「あ、お･･･おん･･･」

A「ならいーじゃん。
水民もwktkしてっし。･･･っつっても、志麻さんも俺も歌えるのとかあるかなー･･･」




ピコピコとカラオケのリモコンを操作する。

悪いんだけど、俺歌い手？の曲とか全くしらねー･･･。




A「あ。
ボカロ歌える？」

志麻「あ、ボカロなら割りと歌えます」

A「んじゃこれ歌おぜ。
ゴースト〇バナ」

志麻「お、いいっすね。
どっち歌います？」

A「んー、ヒバ〇かな。
てか、別にタメでいーぜ？」

志麻「え()」

A「えって何()
年齢そんな違わなそーだし。
ちなみに、俺今２９。志麻さんは？」

志麻「･･･３０」

A「はー、３０でその顔面偏差値？
んで仲間のやらかしたフォローまで律儀にしに来るとか･･･イケメンかよ」

[そういうののさんもいつも水民の心を満たしてくれるからイケメン]
[ののさんもきっとイケメン]

A「だそーだぜ。
そんな訳だから、呼びタメでよろー」




へら、と笑いながら言えば今度は志麻さんは顔を俯かせた。え、何故に。

歌うま。→←いらっさい。

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す