配信してたらなんか来た()【歌い手】

同盟？ ページ40

くろろんとの出会いは、今から10年前。

俺の初配信で初コメしてくれたのが、くろろんだった。
名前が966で独特だったから覚えるのは早かった。

まだ常連の水民ができる前だったし、あの頃は保存してなかったし。
今の水民は誰も知らないのも当たり前だ。




A「まああの頃は俺もTwitte〇始めたばっかだったし、それこそツイキャスのやり方もよくわかんなくて保存の仕方とかもくろろんから教えて貰ってさー」

96猫「そうそう！
色々教えてく内にすっかり打ち解けちゃって！
LI〇Eも交換してさー、のんのんがディアラバの声真似し始める頃にはお互いの家にお邪魔するくらい仲良くなったんじゃよ」

天月「へー･･･。
初耳だな。96ちゃんからそんな話全然聞いた事ないよ」

96猫「はん。
マイダーリンはあの頃からイケメンだからね。
独り占めしたかったし、まあ絶対有名になると思ったから堪能してたのじゃよ」

A「ふふ、ありがとね。くろろん」

96猫「どいたま♪」

天月「それで、なんで僕は連れて来られた訳？」

96猫「ん？
そりゃあーた･･･のんのんとコラボしてみたいって普段あれだけボヤいてる純粋な水民に対するわしの優しさじゃよ」

A「コラボ？」

96猫「はい、ここでしつもーん。
わしが今言ったコラボってなんて意味なのか答えよ」




コラボ･･･カラオケでたまーに特定のアニメの内装一色になるのがコラボルームだから、んーと･･･。




A「･･････同盟？」

天月「合ってるようでなんか違う･･･()
コラボって言うのは、僕ら歌い手同士が協力して一緒に歌うって意味だよ」

A「あ、なるほ。
んで、天月さんはそのコラボを俺としたいと」

天月「うん、したい！」

A「別にいーけど･･･。
自然自動的に、俺の担当は合いの手とかセリフになるけどおk？」




エビピラフをたいらげて、「ごちそうさま」と食後の挨拶をする。

ん。美味かった。




天月「え、なんで？」

A「だって俺キャラソンじゃないと歌えねーもん()」

96猫「そーんな事言って、ついこの間カラオケでそらまふのブラッ〇クリスマス歌えてたじゃーん」

A「くろろんや、あれサビうろ覚えも良いとこだったし完コピしてたのセリフの二箇所だけだったしそれ以外はテキトーに繋いでたからね？」

天月「あ、か〇しんのいちげき!にしない？」

96猫「お、あれか！
ええのぉええのぉ！」




俺の異議、総スルーかい()

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