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A「とーきょー?」
眞弥「そ!
私と一緒に住まない?てか住もうっ」
久々のカラオケにて。
私─AA─は約4年ぶりに地元山形に帰省してきた幼馴染で腐れ縁と言うありきたりな親友ポジションの
A「東京ねぇ・・・なんでまた?」
眞弥「私、Aも知っての通り元の曲を編曲したりするの好きじゃん?」
A「私と違って高校卒業したら音大通ってついこの間卒業したくらいだからねー。
で、それがなんで私に東京一緒に住もうって話に繋がるの?」
眞弥「実は・・・Aの歌をMIXしてみたくて」
A「みっくす?
・・・あー、あれか。こう・・・その曲と歌声を聞き手がより聞きやすくなるように混ぜ合わせる作業?」
眞弥「まあ大体そんな感じね。
ほら、Aって私より数倍・・・いや比べ物にならないくらい歌うの上手じゃん?」
そう言いながらカラオケのリモコン画面を見る眞弥。
表示されてるのは、今しがた私が歌ったうたプリのカルナイのポワゾンKISS。点数は93。
A「んー・・・でもDAM先生の全国採点は100位すら入ってないよ?」
眞弥「そう言うのじゃないのよね。あれよ、DAM先生はあくまで機械的な採点で・・・人間的には文句無しにマジLOVE2000点くらいなの!!」
A「なんじゃそりゃ()」
眞弥「とーにーかーく!
私はAが歌う歌をMIXして、色んな人にあんたの歌声を聞いてもらいたいの」
私の歌声・・・ね。
まあ、別に歌うの嫌いでも苦手でもないし・・・週6レベルで実家住みの私に電話で「この前SE作ってさー!」「あそこにエコー入れたらヤバいテンション上がっちゃって!」「この前先輩にいい防音材売ってる店教えて貰ってもうやばみちゃん」などなどエトセトラな事を活き活きと楽しそうに話す眞弥を親友として陰ながら応援してたのも事実。多少テンションうざいなーとは思ってるけど()
んー・・・・・・特に断る理由も無いからいいか。
ふむ、と考える私に「だめ、かな?」と呟く眞弥。
A「・・・いいよ。
歌うの好きだし、それが眞弥の手助けになるなら・・・東京、行くよ」
眞弥「!!!
マジでかありがとう!!!」
A「どいたま」
キャイキャイはしゃぐ眞弥。
こうして、あっさりと私の東京暮らしが決まったのだった。
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月影夏都希(プロフ) - 初コメです!やっと見つけれました!投稿お疲れ様でした。もう一度犬派さんに会えて凄く嬉しいです!応援してます!これからも頑張ってください! (2019年10月16日 20時) (レス) id: 2161e56c5a (このIDを非表示/違反報告)
カルム(プロフ) - ディアラバのキャラソン…・ω・)σいいセンスだ (2019年10月15日 23時) (レス) id: 76e7e57fde (このIDを非表示/違反報告)
琥珀(プロフ) - うわああnqrse好きなのでとても嬉しいです!大変かと思いますがこれからも更新頑張ってください! (2019年8月2日 8時) (レス) id: 2e37dd9470 (このIDを非表示/違反報告)
千帖 - やっと見つけました!投稿お疲れ様です。再び犬派さんに会えて感無量!応援してます。頑張ってください^ ^ (2019年7月21日 22時) (レス) id: f1f1c4633b (このIDを非表示/違反報告)
ひぐれ - 早すぎて驚きですありがとうございます! (2019年7月1日 8時) (レス) id: 6eec2ad8f0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:暇犬 | 作成日時:2019年7月1日 6時