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暴力はダメ!とくぅちゃんにどうどうする。
止まってくれた。でも可愛いって言われた。・・・なんで??
「・・・っ、たたた・・・なんなん、痛いなぁ・・・」
96猫「起きたかこんにゃろう」
「・・・・・・96ちゃん?
え。なんでそんな鬼の形相しとるん?」
96猫「鬼の形相にもなるわ。
貴様・・・わしのマイハニーに何をしたか忘れた覚えてない解らないとは言わせんぞ」
「ちょ、待って待って!?」
A「く、くぅちゃん落ち着いて・・・!」
96猫「はっきゅんに免じてぶん殴って引き摺り回すのはやめにしてやる。
でも、謝んなよ。まーしぃ」
まーしぃ、と呼ばれた男の人は「え、謝るって言われても」と本当に解らないように困った。
するとその後ろの車の窓からひょこっと白い・・・クッション?ぬいぐるみ?が3つ顔を出す。な、なにあれ・・・可愛い。
「志麻くん、さいてー!」(裏声)
「そ、そんな事する奴だなんて思わなかったー」(裏声)
「96さん、顔面にパーンってやっちゃいなよー!」(女の子)
志麻「いやまふてるのキャラボイス誰や!?」
すかさず声を上げる・・・志麻さん。
くぅちゃんが「ちょっと、3人ともフライング!!」とぷんすか怒る。
96猫「はぁ・・・。
・・・はっきゅん、車の窓からまふてる出して声変えて喋ってる奴らも男なんだけど・・・顔をまふてるで隠してあの変な声維持させるから、はっきゅんと話しさせてくれる?」
A「え・・・は、話って言われても・・・」
志麻「・・・ん?
はっきゅん、って・・・・・・歌い手の、あの・・・??」
96猫「その」
志麻「黒白・・・くん?なん?」
96猫「おいてめぇはっきゅんを目の前にしてよくくん付け出来るなツラ貸せや」
A「く、くぅちゃん・・・。
えっと・・・その、話し・・・くらいなら別にいいし・・・・・・だから、落ち着いて?」
96猫「マイハニー天使かよ女神かよ・・・。
はあ・・・車に乗ってる3人、まふてる装備したまんまで素の声あんま出さないように来ていいよー」
だ、大丈夫かな・・・いや、くぅちゃんも居るから大丈夫だよ。うん。
落としてしまっていた白いクッションを拾って、私は玄関を開けた。
A「・・・・・・、あの・・・ちょっと散らかってる・・・けど・・・・・・ど、どう・・・ぞ・・・」
控えめに振り向いてぼそぼそと言えば、
くぅちゃんも含め男の人達4人は顔を赤らめた。
・・・???
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羽唄(プロフ) - 更新待ってます。 (2020年7月26日 14時) (レス) id: 70668bde97 (このIDを非表示/違反報告)
のん - 続けてすいません。m(__)m 気になっていたのですが、27話に登場した犬派って、あのネットで騒がれてる都市伝説な、あの犬派さんですか!?だとしたら、ぬーさんと黒白ちゃんの関係を、もう少し詳しく教えてほしいです!間違えてたら、すみません・・・ (2018年11月28日 14時) (レス) id: e6cf85a077 (このIDを非表示/違反報告)
のん - はじめまして!この小説、大好きです!!!更新頑張って下さいね!応援してます! (2018年11月28日 14時) (レス) id: e6cf85a077 (このIDを非表示/違反報告)
アネモネ009 - 楽しんで読んでます!これからも更新頑張ってください!! (2018年8月20日 23時) (レス) id: 75d4b4369f (このIDを非表示/違反報告)
こん - 更新頑張ってください (2018年8月1日 16時) (レス) id: 44511884a8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:暇犬 | 作成日時:2018年7月10日 2時