都市伝説系歌い手。【歌い手】

｛３１｝ ページ32

まふ「そらるさん、大丈夫ですかー？」

そらる「･･････大丈夫じゃねえよ･･･。
うあー･･･かっこよすぎだろ、なんなんだよあれ･･････っ」

A「なんかごめんそらるさん･･･」

眞弥「あんたも飽きないわね･･･」

A「なんかやりたくなっちゃって(２回目)」




やっぱやりすぎた。
いやだって、なんか面白いんだもん()




まふ「それにしても･･･まさか本当に犬派さんとやまネコさんが住んでるとは･･･。
僕達、隣のマンションに住んでるんですよ。部屋はさすがに別ですけど」

A「へー、そーなんだ･･･。
あ、呼びタメで大丈夫？」

まふ「僕は全然構いませんよ！
これはなんて言うか癖みたいなものですし。
ね、そらるさん」

そらる「･･････」(頷き)

A「効果効きすぎたみたいだね･･･。
あ、そう言えば今日はなんで？」

まふ「そらるさーん、着いて来てあげたんですから自分でどうぞー」




着いて来てあげた･･･って事は、そらる･･･が私に何か用なのかな。

でもそのそらる本人は俯いて両手で顔を隠してる。
え、かわいい()




そらる「･･･、･･････まふ渡して」

まふ「はぁ･･･？
いい歳してそこまで恥ずかしがる･･･？」

そらる「と･･･っ、歳は関係無いだろ･･･！」

A「歳って･･･そらるって何歳？」

そらる「！ま、また名前･･･しかも、呼び捨て･･･！
っぅ、ぁ･･････ッ！」(赤面)

A「･････････」(うずっ)




なんだろう、うらたんよりも反応いいぞ()
そしてすごくちょっかい出したくなってきた。


私は無性にやりたくなって、ソファから立って俯いたまま座ってるそらるに近づいた。

まふと眞弥に「しー」とジェスチャーする。




A「･･･ねえ、そらる･･･」(えろボ)

そらる「ッ、！？」ビクッ)

A「ふぅー･･･」(吐息)

そらる「、ｯぁ･･･っぁあッ･･･！！？」(涙目)




あ、これやば()

ビクンと肩を揺らして少しずつ目に涙を潤わせ始めるそらる。

･･････え、なにこのかわいい生き物･･･。


ぼすっ！


A「ぉぶっ」

眞弥「いい･･･っ加減にしろバカ犬！！！
おま、なに天下の有名歌い手泣かせてくれてんの！？？不覚にもグッジョブとか思っちゃったでしょ！！？」

まふ「そらるさんしっかりしてください、そらるさーん！！！」




さすがに眞弥からクッションで顔面殴られた()

･･･てへぺろ(・ω＜)

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