act3 右と左と交差点 ページ5
ア「待って!」
レ「うおッ!?どうした?」
いきなり抱きつかれて止められたからビックリした。
一体なんだ。まだ見たいのでもあるのか?
ア「一緒」
レ「イヤイヤ、んなこといってもよ。てか、一緒てどうやって?」
ア「お父さんとお母さんにお願いする!だから一緒!!」
うーん・・・どうやら俺は随分懐かれたようだ。
切り開いたからか、フラグでもたったか。
・・・もういい、腹を括ろう。
俺はアヤノに手を引っ張られながら、両親がいるで
あろう居間に着いた。
そこには、理科の先生っぽいダンディな男と、
アヤノ似の陽気そうな女がいた。
ケ「オォ、君がレイジか!俺はケンジロウだ。よろしく」
アヤ「ハーイ、よろしくねレイジ君!私はアヤカよ」
レ「あぁどーも・・・え?何で俺の名を」
ケ「娘から電話があってな。[格好良くて、面白い人が
いるの!必殺技もってるんだよ!]ってな。ハッハッハ!」
何時の間に・・・。畜生、元々家に住まわせる気だった
のか。嵌められた。
ケ「まぁいい。アヤノの言ってた件だろ?いいぞ、住め」
アヤ「私も賛成。だって、貴方面白そうだもの」
レ「はぁ。あざす」
ア「ワ〜イ!これから一緒だよ!」
まだ抱きついていたかお前。まぁ、家族の許可も得たし
よしとしよう。
そして今、俺”達”の部屋に着いた。
言うには、俺の前に3人の孤児を引き取ったそうだ。
恐らくあいつらだろう。
部屋に入ると
セ「ど・・・どーも」
カ「ん?誰〜?」
キ「・・・新入り?」
レ「・・・やっぱりお前らか」
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作者名:サーチライト | 作成日時:2014年6月7日 21時