“ 頼ってよ ” sm & kr ページ34
･
スマイル
彼女と同じ部屋のベッドで寝ていたはずだった。
真夜中、目が覚めると彼女がいない。
「A……？」不安になって部屋を出るとリビングに灯りが着いていた
そっと扉を開けるとAの姿と泣き声が。
『ぐすっ……』感動モノの映画を見てる訳でもないのに泣いている。
「おい」声をかけると肩を跳ねさせ俺の方を見た。
涙でぐしゃぐしゃになった顔
『あ、ご、ごめ…』すぐ謝るくせも治ってない
「……待ってろ」
そう言い残して、俺はキッチンへと向かった
「ん」差し出したのはココアと自分の分のコーヒー
『スマイル、コーヒーなんて飲んだら目覚めちゃうよ？』
「お前を寝かしてから寝るつもりだし、別にいい。」
「無理に聞くつもりは無い。言いたくなったら言え。一人で処理しようとはするな」
「言ってスッキリするなら聞く。……まぁ、頼りないかもだけど、一応お前の彼氏だからな」
いつもは言わないような恥ずかしい言葉。彼女はふふっと微笑んだ
『あのね……』
きりやん
「ただいまぁ〜…」夜遅くの帰りになり静かに扉を開ける
「！…もう、風邪ひくよ？」毛布にくるまった彼女の姿がみえた
ベッドに連れていこうと抱き上げると彼女の頬に一筋の涙がみえた
『……んぅ…？き、りや……？』
「……ただいま。」そう言いながら涙を拭った
『あれ、なんで私、泣いて…？』
ごしごしと強く擦る手を止めて優しく拭う。
彼女はストレスも悩みもために貯めまくる性格だ。
彼女のことだろうからきっと、爆発しちゃったんだろうな。
「……一緒に寝よっか」
『え？で、でもきりやん…ご飯も食べてないでしょ？待ってるから先に食べておいでよ』
「いーや、寝る。ほら、」
両手を広げる。彼女は耐えきれなくなった涙を流しながら俺の中へ飛び込んでくる
『…ごめん、ね。きりやん。』
「んーん…大丈夫大丈夫。」彼女を落ち着かせるように背中を優しく一定のリズムで叩く
「…寝た……？笑 ……可愛いなぁ…」
明日は仕事休みだし、2人でゆっくりしようかな。
･
“ シンデレラ ” WT→←“ 俺の服…？ ” shk & kn
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 305人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
スイカ大福(プロフ) - 分かります！生理痛痛いですよね､､ちなみに自分は、お腹が死ぬチャイムが鳴りますね！推しの元気な声だけで救世主ですよね… (2021年12月18日 0時) (
レス) @page35 id: 6771596c28 (このIDを非表示/違反報告)
如月レイア(プロフ) - うぅ…昨日今日でずっと生理痛で苦しんでたので幸せです…ありがとうございます…和らぎました…推しは世界を救う… (2021年12月12日 3時) (レス) @page36 id: 1b31d98c80 (このIDを非表示/違反報告)
三葉@SOS同盟 - ルアさんさん» それなです！！ヤンデレって意外と可愛いとこあったりするからマジで好き！ (2021年12月3日 1時) (レス) @page30 id: 3807139b72 (このIDを非表示/違反報告)
ルアさん - 分かる…僕はヤンデレとか．狂気になってる表情めっちゃ好きなんですよ (2021年11月27日 0時) (レス) @page19 id: b5934403b4 (このIDを非表示/違反報告)
スイカ大福(プロフ) - 夢主ちゃん、彼氏の為に犠牲にするなんてまじで尊敬する！……WTの皆さんも神対応過ぎる…… (2021年11月6日 23時) (レス) @page23 id: 6771596c28 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ぅゅ | 作成日時：2021年10月15日 5時
