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丁度良い時間に学校に付き、新しいクラスわけ一覧がはられているであろう生徒玄関前に向かう
京が言っていたとおり、早めに来て良かった。去年よりかはあまり混んでいない。俺達はスムーズに一覧表前ヘ進む
風峯(えーと。俺は…)
赤葦「あった」
風峯「はやっ」
赤葦「だってあ行だから」
風峯「あ そっか」
赤葦「それに」
京が何処かを指差す
そこには、俺の名前が書かれていた
しかも
赤葦「同じクラス」
京がニヤリと笑う
風峯「京、名前見つけるの早い」
赤葦「嶺の名前なら、嶺より早く見つけられる自信あるよ。俺」
風峯「なんか可笑しいよ。それ」
赤葦「そう？」
確かに、幼稚園から14年間。記憶に残るクラスわけ発表全部、先に自分の名前も俺の名前も見つけてるのは京だ。
赤葦「三年になっても俺が見つけるから」
風峯「嫌だよ。どっちとも俺が見つける。せめて自分の名前くらいは自分で」
赤葦「負ける気しない」
風峯「あと一年くらいは俺に譲れよ。頑固者」
赤葦「嶺程は頑固じゃない」
風峯「どの口が言ってるんだよ」
一通り言い終わったあと、二人で吹き出す。
なんて低レベルな会話してんだろ俺達。思い出したら笑えてきた
赤葦「とにかく、今年も一年よろしくな」
風峯「うん。上等」
二人で拳を突き出して、ぶつける。
また今年も一年 多分ずっと一緒だ
ーー
in教室
折角教室に来たはいいものの、HRが始まるまで時間もあるし、やる事が無いので図書室に行く
京は部活顧問から呼び出しを受けて職員室に行っちゃったし、仕方が無いので一人で行こう
行ってみたら案の定誰もいないのでお気に入りの窓側の背もたれ付き椅子に腰掛けて、本を読む
この学校は図書室の本の所有冊数が都内随一なので、当然広さもそれなりに広い。その中に一人とは考えてみれば結構堪えるものだが、一人には慣れている俺にしてみれば人の目を気にせず読書ができるなんて物凄く嬉しい
俺は安心してのめり込んでいった
〜45分後
風峯「…あ やばい」
現在の時刻 8:30
ということは
«キーンコーンカーンコーン»
風峯「…先生はともかく、京には絶対に怒られる…」
このチャイムは、朝のHRが始まる合図だ
…恐らく先生は怒らないけど、京には後でグチグチ言われるんだろうな…
初日から何やってんだ、早く来た意味ないだろって言われそう
まぁ いいや
俺は諦めて本を元あった場所に戻し、ゆっくり教室に向かって歩き出した
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光ノ華(プロフ) - ゆうさん» 因みに呼び名の方は、「りょう」と呼びます。いえいえ、またわからない所があったら聞いてくださいね！ (2019年2月17日 13時) (
レス) id: ea33931369 (このIDを非表示/違反報告)
ゆう(プロフ) - りょうきですね。ありがとうごさいます。いえいえ、私が漢字に弱いだけなので！ (2019年2月17日 11時) (レス) id: b7f069714a (このIDを非表示/違反報告)
光ノ華(プロフ) - ゆうさん» りょうきです！ごめんなさい……読みにくかったですよね…… (2019年2月17日 7時) (レス) id: ea33931369 (このIDを非表示/違反報告)
ゆう(プロフ) - すいません。私漢字に弱くて変更なしだと嶺貴ってどう読むんでしょう？ (2019年2月17日 0時) (レス) id: b7f069714a (このIDを非表示/違反報告)
光ノ華(プロフ) - 分かりました！ありがとうございます（小声） (2019年2月13日 6時) (レス) id: ea33931369 (このIDを非表示/違反報告)
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