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そんなこんなで嵐の部活紹介が終わった
今年は特に何事もなく、あったと言えばマネージャー希望の女子が多かったことだろうか
大体の人達は俺の速攻や木兎さんのスパイクに感嘆の声を漏らしていたが、そう対して入部希望者がいる訳でもなかった
スポーツ推薦で来た人もいれば、一般入試で頑張って来たという人もいて、いい後輩が沢山いた
現在帰路に立つ
2時に部活紹介が終わり、まだ暖かく明るい。絶好の散歩日和だ
学校からそう遠くない位置に俺達の家はある。たかだか5分でついてしまうので、いつも通り、今日も京と帰っているのだが、木兎さんについては抑えておくのが大変で、お互い疲れもあったのでそこまで会話はせず、真っ直ぐに帰った
家まであと200m位の所で、空から鳥の鳴き声が聞こえた
不意に立ち止まり、空を見上げる
大きな翼を広げて下降して来るその姿に、俺は自然と口角が上がる
「貴風」
そう呼んで右手を出せば、大きな体をものともせず、翼をたなびかせて、梟が静かに降り立った
「散歩は楽しかった？」
右手を顔の近くに引き寄せ、真正面で話せば、それに応えるかのように顔に擦り寄ってくる
此奴は甘えん坊で人懐っこくて可愛い
俺の知り合いの殆どに懐く。特に名付け親の賢二郎とか京には、特に甘える
俺には負けるけど
赤葦「また大きくなったな 貴風」
そう京が話しかければ、貴風は肩に移動する
俺にしたのと同じように顔を擦り寄せ、幸せそうな顔をする
此奴は賢い。人の感情に敏感で、俺達がされて嫌なことは絶対やらないし、良いと思ったことがあったらそれをやり続ける。たまに、人の言葉が分かっているように、俺の指示をしっかり理解する
赤葦「今日は暖かいし、気持ちよかっただろうな」
普段貴風は、昼の間は外に離して遊ばせておくのだが、外に離しても俺の帰宅と同時に帰ってくる。帰ってこなかったことが1度もないので俺も安心して学校とか部活に行ける
たまに、学校に来ちゃうけど
「今日は天気も良いし、どっか散歩に行こうか。昼ご飯持ってさ。ね、貴風」
そういった時、嬉しそうに飛び上がり俺の頭上を何度か回ったあと、顔の目の前に来て自分の額と俺の額を合わせた
貴風が嬉しさを表現する時によくやることだ。何故かは知らないけど
何度かはしゃいで飛び回った後、俺の肩に落ち着いた
「京もおいでよ。昼ご飯、一緒に食べるでしょ？」
赤葦「うん。そのつもり」
昔から空いた時間は二人と1匹で家か何処かで過ごしている
弁当には、菜の花の辛子和えでも入れようと考えて、残りの帰路を歩いた
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光ノ華(プロフ) - ゆうさん» 因みに呼び名の方は、「りょう」と呼びます。いえいえ、またわからない所があったら聞いてくださいね！ (2019年2月17日 13時) (
レス) id: ea33931369 (このIDを非表示/違反報告)
ゆう(プロフ) - りょうきですね。ありがとうごさいます。いえいえ、私が漢字に弱いだけなので！ (2019年2月17日 11時) (レス) id: b7f069714a (このIDを非表示/違反報告)
光ノ華(プロフ) - ゆうさん» りょうきです！ごめんなさい……読みにくかったですよね…… (2019年2月17日 7時) (レス) id: ea33931369 (このIDを非表示/違反報告)
ゆう(プロフ) - すいません。私漢字に弱くて変更なしだと嶺貴ってどう読むんでしょう？ (2019年2月17日 0時) (レス) id: b7f069714a (このIDを非表示/違反報告)
光ノ華(プロフ) - 分かりました！ありがとうございます（小声） (2019年2月13日 6時) (レス) id: ea33931369 (このIDを非表示/違反報告)
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