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「えー。でも、お兄ちゃんは、Aお姉ちゃんのこと好きって言ってたよ。」
私はちょっと考えてから言った。
「うーん。それは仲間としてじゃないかなぁ? 本当のことは私にもよく私にも分かんないや。」
「へぇ〜好きにも色んな好きがあるんだね!アルカ、一つ学んだよ。」
「そういうこと!」
すると、部屋の鍵が開くカチャッという音がした。
次の相手は誰だろう。
そんなことを考えながら、アルカちゃんと挨拶を交わす。
「じゃあ、アルカちゃん、またね!」
すると、何か服を引っ張られる感触がして、私は後ろを向いた。
すぐ後ろには、私の服の裾を掴みながら、涙目でこちらを見つめるアルカちゃんの姿があった。
「Aお姉ちゃん!いい子いい子して。」
そんな可愛い顔で頼まれたら誰も断れないよ!!
「勿論♪」
私は、アルカちゃんの髪の毛がボサボサにならないように、優しく頭を撫でてあげた。
「よしよし、いい子いい子。」
「えへへ〜」
これぞまさに天使の微笑み。
「またいつか会おうね!」
「うん、アルカ、Aお姉ちゃんにならお兄ちゃん譲ってもいいよ。」
その顔で恐ろしいこと言うね…
「あ、ありがとー!」
アルカちゃんがドアから出ていくのと同時に、私は白い光に包まれて次の部屋へと移動していた。
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冷媒 - ギタラクル試験限定じゃないです (2023年3月4日 17時) (レス) @page11 id: 998faff389 (このIDを非表示/違反報告)
光姫(プロフ) - 白器*さん» リクエストありがとうございます!!了解しました。 (2019年8月11日 23時) (レス) id: 67223175f8 (このIDを非表示/違反報告)
白器*(プロフ) - リクエストで、イルミをくすぐる、出来たらお願いします! (2019年8月11日 16時) (レス) id: 807ceadfb9 (このIDを非表示/違反報告)
光姫(プロフ) - しーPーさん» リクエストありがとうございます!了解です〜 (2019年7月21日 11時) (レス) id: 25efd66d6d (このIDを非表示/違反報告)
しーPー - リクエストです!!!「ヒソカに3分間床ドンされる」が見たいです!!!出来たらお願いします♪ (2019年7月21日 1時) (レス) id: 616c24bce5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:光姫 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/momomomo091/
作成日時:2019年6月16日 23時