〃 ページ16
「クロロ、重くない？」
クロロは、悪戯な笑みを浮かべて答えた。
「…ノーコメントで。」
「酷い！！ そこはそんなことないよって言うとこでしょ！」
私はちょっと怒りながら言った。
そんな私を見て、クロロはクスクスと笑っていた。
ゴンやキルアとは違う、大人の笑い方だった。
私は少しキュンとした。
「ねぇ、
どう答えるのが適切だろうか。
私は少し考えてから言った。
「私、旅団には行かない。
大人ばっかりの集団の中には入りたくないの。
それに、やりたいことだってあるし。やりたいことを旅団の活動に左右されたりするのは嫌だから。」
もっとも、ただ盗賊団に入りたくないだけなんだけどね。
そんなこと、団長には口が裂けても言えない。
「へぇ。そう。」
ピピピピ ピピピピ＿
タイマー音が鳴る。
「クロロ、3分経ったよ。」
クロロは無言で、ゆっくりと私を降ろした。
地面に足がついて、私は少し安心した。
「ドア開いたよ。」
そう言っても、クロロはドアの方に行かない。
旅団に入らないって言ったから、気を悪くしたのかな…
頭の中で試行錯誤していると、クロロが話し始めた。
「来ないなら、条件がある。
その条件を守れば、大人しく返してやる。」
やっぱり怒ってたんだ。
でも、今ここで嫌だと言ったら、きっと私はあの世いきだろう。
どんな条件かはわからないけど、仕方ない。
私は意を決して言った。
「条件、守るよ。」
「じゃ、条件を言う。
俺にキスして。」
へっ！？
もう、なんかお決まりのパターンになってきた気がするんだけど。
「そんなんでいいの…？」
「嗚呼。キスしてくれれば、終わりだ。」
「ん、じゃあクロロ、しゃがんで。
その高身長には流石に届かないから。」
クロロがしゃがむ。
ゆっくりと互いの距離を縮め、私はクロロの唇に小さなキスを落とした。
私が唇を話そうとしたその刹那＿
クロロが私の頬を両手で抑えた。
そして、キスをし始めた。
初めは、小鳥同士のキスのような、軽いものだったが、段々と長く、激しくなっていく。
「ん…」
それは、今までにしたことのない、大人のキス。
キスが終わると、クロロはクスクスと笑いながらこう言った。
「フフッ。まだ12歳には早かったかな。」
リクエストありがとうございました！
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冷媒 - ギタラクル試験限定じゃないです (2023年3月4日 17時) (
レス) @page11 id: 998faff389 (このIDを非表示/違反報告)
光姫(プロフ) - 白器*さん» リクエストありがとうございます！！了解しました。 (2019年8月11日 23時) (レス) id: 67223175f8 (このIDを非表示/違反報告)
白器*(プロフ) - リクエストで、イルミをくすぐる、出来たらお願いします！ (2019年8月11日 16時) (レス) id: 807ceadfb9 (このIDを非表示/違反報告)
光姫(プロフ) - しーPーさん» リクエストありがとうございます！了解です〜 (2019年7月21日 11時) (レス) id: 25efd66d6d (このIDを非表示/違反報告)
しーPー - リクエストです！！！「ヒソカに3分間床ドンされる」が見たいです！！！出来たらお願いします♪ (2019年7月21日 1時) (レス) id: 616c24bce5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：光姫 | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/momomomo091/
作成日時：2019年6月16日 23時
