無意識の束縛*~62~ ページ28
嶺亜「あそこだ…」
みんなでそっと覗くと、そこには笑顔で歌って踊るAと、そんなAをニコニコで見守るはしもっちゃんがいた。
なにあの、幸せそうな雰囲気、
あんな楽しそうなA、久々に見たかも、、
曲が終わって、なにやら話し込んでる2人
距離があるから表情とか内容までは分からないけど
Aが頭をなでられて嬉しそうなことは分かる、
……もちろん嫉妬するけど
俺になにか言う権利はない。
彼氏じゃないんだし…
…あぁ俺、 無意識にあいつのこと縛ってたんだなあ、
縛りたいんじゃなくて、嫉妬したいんじゃなくて
俺はただ、あいつを守りたい。
…幸せにしたい、
ただそれだけだった、
……はずなのに
いつの間にか俺は…あいつを俺のものにしたいって思ってる
あいつの近くに誰かいるのが辛い、
俺だけでいいじゃん、
…俺だけ見ててよ、
俺がお前の1番の存在でいたい。
だなんてそんなの…
ただの自分勝手でしかなかったんだ。
一緒に探してくれたみんなに視線を向けて、手を合わせてありがとうというジェスチャーをする
静かに息を吐いてから、俺はレッスン室に足を踏み入れた
嶺亜「A、」
「んっ?あ…れあくん、、」
嶺亜「ごめん、
俺……最近全然Aのこと考えてなかった。
自分勝手に縛り付けて…ほんと…」
「…それはさ、私のためなんでしょ?」
嶺亜「え…?」
「涼くんが教えてくれたの、れあくんは私のこと心配してくれてるだけだーって、
でも、
……もう終わりにしよう？」
体がドクッと跳ねる
付き合ってた訳でもないのにまるで別れ話を切り出されたかのような…そんな衝撃が走った
「…私思ったの、れあくんに頼ってばかりじゃダメだって。
もっと広い世界見なきゃダメだって。
一人で…自分の力で。
だかられあくん、もう心配しないで?
私、自分の足で立つの
絶対っ、変わってみせるから…っ!!」
彼女はまた風のように俺の元を去っていった
俺は久しぶりに
―涙を流した、
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ばなな - めっちゃきゅんきゅんしたし、めっちゃ泣きました！ (2022年9月15日 0時) (
レス) id: 041907be68 (このIDを非表示/違反報告)
☆星-hikari-☆(プロフ) - ゆうりんさん» 本当に嬉しいです泣泣 続編書いちゃおうかなと思ってます!!まだ考え中ですが…🤔ありがとうございます!頑張ります(●︎´▽︎`●︎) (2022年3月7日 16時) (レス) id: e766d90a74 (このIDを非表示/違反報告)
ゆうりん(プロフ) - ☆星-hikari-☆さん» すれ違いが起きた時とかは泣いちゃったり、たくさんキュンキュンしながら読んでましたー！ 続編あるんですか！？ 絶対読みますー 楽しみに待ってます🥰 (2022年3月7日 10時) (レス) @page45 id: c57c874af7 (このIDを非表示/違反報告)
☆星-hikari-☆(プロフ) - ゆうりんさん» 本当ですか?!温かいコメントありがとうございます泣泣続編も考えているので良ければまた読んでくださいね、*_ _)読んでいただきありがとうございました!! (2022年3月7日 7時) (レス) @page45 id: e766d90a74 (このIDを非表示/違反報告)
ゆうりん(プロフ) - 駄作なんかじゃないです！ このお話めちゃめちゃ好きです♡ (2022年3月6日 23時) (レス) @page45 id: c57c874af7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：*~hikari~* | 作成日時：2021年12月10日 23時
