Story.1 ページ2
「……狭いウザイ当真、足伸ばすなよ」
「おいおい、Aちゃん、相変わらずの塩対応たまんないね」
「つーか、遠征艇狭すぎ。鬼怒田さんに直談判する……次このキャパだったら絶対行かないから」
「お前それ毎回言ってて飽きねーのか」
「だって遠征はご飯まずいし船狭いし戦いも好きじゃないし
……そもそも、迅がS級に上がって遠征行かなくなったのが根本的な原因じゃない？人員補充なら他でやってよね」
「お前ほんとなんで毎回遠征来てんだよ」
「遠征、お金が沢山貰えるじゃない」
「当真、櫻、無駄話をやめろ。遠征艇が後20秒で帰還する」
「……分かったよ」
約4年前、こちらの世界にネイバーと呼ばれる侵略者が攻めてきたのは記憶に新しい。
異世界の住人に攻め込まれて、こちらの世界にもボーダーと呼ばれるネイバーに対抗するための組織が生まれた。
ボーダーはネイバーに対抗すべく、異世界であるネイバーフッドへこちらから赴き情報収集を行うことも多くなった。
そして、そのボーダーの中でもA級と呼ばれるエリートに位置する所にいる私は、度々遠征へと駆り出されていたのである。
程なくして到着したのはボーダー基地の地下。暗かった外が急に明るくなったのは、地下室に大量に設置された電球のせいである。
程なくして艇の扉が開いたので、そこから飛び降りる。数メートル下の地面に着地すると、出迎えていたのはこの組織ボーダーのボス、本部長の城戸司令だ。
私は城戸司令とは馬が合わない。よく戻ったと言ってきた司令官の言葉にぺこりと礼をして、無言で彼の前を通り過ぎた。
遠征後の報告会に参加しないのもいつもの事で、大抵は太刀川と風間さんに任せている。
スタスタと遠征艇から歩き去って真っ先に向かったのは、仮想戦闘空間のある個人ブース。
トリオン体だとはいえ、長時間狭い艇の中に拘束されていると体が疼く。
私は1つ大きな背伸びをすると、訓練室の中に入り、適当な人を選んで戦闘準備をする。
すると、その訓練室に入っていた私の相手は迅悠一。自称実力派エリートだった。
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近藤。(プロフ) - レモンとみかん人さん» 私の文章力不足で申し訳ないですが、打月はオリジナル武器です……。孤月とは区別していますので、ご理解お願いします。 (2021年12月13日 10時) (
レス) @page4 id: f8f1e234ce (このIDを非表示/違反報告)
レモンとみかん人 - 打月じゃなくて、弧月ですよ (2021年12月11日 12時) (レス) @page6 id: 89af934301 (このIDを非表示/違反報告)
近藤。(プロフ) - ハイホーさん» コメントありがとうございます！結構クセのある夢主ですがいい子なので！行く末を見守って頂けますと嬉しいです！ (2021年2月19日 18時) (レス) id: f8f1e234ce (このIDを非表示/違反報告)
近藤。(プロフ) - 琉愛（るあ）さん» コメントありがとうございます！そう言っていただけて嬉しいです、是非内容の方も読んで確かめて頂ければ幸いです！ (2021年2月19日 18時) (レス) id: f8f1e234ce (このIDを非表示/違反報告)
ハイホー(プロフ) - 近藤さん、新作連載ありがとうございます！！近藤さんの原作沿い小説が大好きなので、本当に嬉しいです！今回の主人公ちゃんも最初からインパクト強くてもう好きです……。遠征メンバーや迅たち以外のキャラとの絡みがとても楽しみです！執筆活動頑張って下さい！！ (2021年2月18日 6時) (レス) id: f4fc8fdd6d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：近藤。
| 作成日時：2021年2月16日 12時
