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Aがいなくなってそろそろ1週間が経とうとしている。彼女の捜索にやる気に満ち溢れていた彼らは今、どんな状態なのか。



「……禰豆子…兄ちゃんはまた大切な人を……」


「Aちゃん…Aちゃんがいない……」


「だあっっイライラしやがる!!」


「…………」


「Aちゃん不足だわ…駄目よ、こんなのでへばっちゃ…!今1番大変なのはAちゃんなんだから!」






落ち込む者、イラつく者、無を極める者、己を鼓舞する者。

何度も言うが、Aはただ里帰りをしているだけである。



輝哉からの話があった日からずっとAの捜索が行われている。鬼を倒す時に問うても鬼は知らないと首を振るばかり。当然である、今回のこれは鬼の仕業では無いのだから。






そして、ある日の晩のこと。


炭治郎と善逸は同じ任務を任され、ある山の麓の村を訪れていた。なんでも分身して人を襲う鬼がいるのだとか。対象の条件は特に無いようだが、主に若い人間を食べているようである。


事前に鴉から受けた情報と同じことを話す村人。だかしかし彼らの目に恐怖はない。

普通鬼の被害を受けた人達からは恐怖の匂いや音がするのだが、と2人は首を傾げる。





「…あの、怖くないんです?」


「そりゃ怖くなんてないさ!」


「だってここの村には神の愛子がいるからな!」


「最近、鬼狩り様のとなって帰ってきて下さったんだ!」


「きっと私たちを守ってくださるためだわ!」




嬉々として語る村人は言う。神の愛子がいる村に住む私たちにも神の御加護があるから、自分たちが大きな被害を受けることは無いのだと。

神を過信する村人に若干気後れしながら、彼らはありがとうございますと村人たちから離れる。




「…ねえ炭治郎、もしかしてあの人たちが言ってた神の愛子って」


「Aにそっくりだと思ったが…善逸もそうか?」


「だって、神の愛子なんて、更には鬼狩りになったとか…Aじゃん」


「もしかしたら、だが…
たまたまここを訪れたときに、村人の人達に勘違いされてここから離れられない状況になってしまったのかもな」





以前、自分たちの村を守っていてくれた神社のひとり娘、更には神の愛子が戻ってきた。

しかも鬼を撃退する鬼殺隊となって帰ってきたとなれば、自分たちを守るために戻ってきたと勘違いしてしまうのも無理もない。



鬼舞辻無惨の元にいる訳では無いと分かったのは良いが、思いの外ややこしいことになっているらしい。

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Nami - 冨岡さんに嫉妬する他の鬼滅メンバー面白かったです♪冨岡さん好きだぁぁ♥ (2022年11月4日 11時) (レス) id: 7f8b02d024 (このIDを非表示/違反報告)
もろん - 最高です最高です最高です最高です最高です最高です最高です最高です最高です最高です最高です最高です最高です最高です最高です最高です最高です最高です(言い過ぎてごめんなさい) (2021年6月11日 17時) (レス) id: 2c8540451a (このIDを非表示/違反報告)
マロ(プロフ) - ひかりさん» 夢主ちゃん…君少し贅沢過ぎては…羨ましい!!! あんな素敵な声で囁かれたら気絶しちゃいますよ!? あぁ……好き… (2020年4月4日 1時) (レス) id: d8cf0d1c15 (このIDを非表示/違反報告)
ひかり(プロフ) - マロさん» 無惨と結婚したらあのいい声で囁かれていい顔を毎日拝めるんですよね……至高の幸せですよね………… (2020年4月4日 0時) (レス) id: a5a72bcd0d (このIDを非表示/違反報告)
マロ(プロフ) - 無惨と結婚!? やだ…切実にお願いしたいです……無惨の笑みとか絶対素敵じゃないですか… (2020年4月2日 23時) (レス) id: d8cf0d1c15 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ひかり | 作成日時:2020年3月28日 10時

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