未来の旦那見つけようと思うんだよね【ツイステ】

候補31人目 ページ31

｢聞きたいことは山ほどあるのだけれど…

まぁいいわ、まずはなんでイグニハイド寮からパジャマで出てきたのか説明してもらおうかしら｣


｢｣







い、言えねえ〜〜〜〜〜〜〜〜！！！高カロリーなスイーツつまみながら夜通しゲームしてましたなんて言えねえ〜〜〜〜〜〜！！！！






もし言ってみろ、お怒りの雷が落とされるぞ。






普段からやれスキンケアしっかりしろ、夜は寝ろ、9時以降はなるべく間食するなとネチネチと言われていたというのに。


まあ今の今まで全部を守ってきた訳では無いがそれがバレるのはマズくないか！？








よし、ここはテキトーに誤魔化して話を逸ら、








｢言っておくけど。

誤魔化してご覧なさい、ただしそれが嘘だと分かった暁にはただじゃ置かないから覚悟して誤魔化すことね｣








………さない方向でいこう！！くそっお説教コースじゃんめんどくさいなもう！！！！(自業自得)


＿＿＿＿
＿＿









ハァ〜〜〜〜〜〜〜〜〜とクッッソ重たいため息がヴィル先輩の口から出ていった。こめかみに筋が入るほどお怒りだ。







対する私はゲッソリ。見てお分かりだろうがこってりと絞られた後である。ぴえん。









｢ありえないわ、アンタの生活習慣も信じらんないけど夜にノコノコ男の部屋に上がり込んだのも信じらんない｣


｢イデア先輩の信頼無くて草

大丈夫ですよイデア先輩は私に何かする人じゃないです｣


｢アンタなんか食べさせられたりした？

例えばそうね……柘榴、とか｣


｢柘榴……？｣






なんでそんなにもピンポイントで当てられたのかと目を丸くした私に、ヴィル先輩は血相を変えて私に迫った。






｢まさかA、アイツから渡された柘榴を食べたの！？｣


｢えっ！？いやいや食べてませんよ！｣


｢信じるわよ！？いいわね！？｣






あんまりにもヴィル先輩が必死すぎて、やや押されながらコクコクと頷く。





柘榴は宝石とかに例えられたりするけれど、もしかして美容にもいいのかな。いやなんか良さそうだぞ(偏見)

なるほどそれでヴィル先輩も気になってるわけか。アタシより綺麗になるなんてジャガイモの癖に的な？ハチャメチャに言いそうではある……

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