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｢ん〜〜…まず何から言うべきか…｣
時は経って、Knightsは先程までの騒がしさから一変、真面目にレッスンに取り組んだ。
さすがは夢ノ咲の強豪ユニットといったところか。
振りから歌から、ある程度完成に近付いていて彼らがいつも騒いでるだけでは無いことを実感した。
手元のメモ帳に書きつけた要点を彼らに伝えている間も、わちゃわちゃすることなく。
真剣な目付きでこちらの目をしっかり見て話を聞くものだから、なんだかこちらの方が緊張してしまった。
｢＿ってとこかな。まぁまだ伸び代はあるね〜むしろここからが踏ん張りどころって感じ？練習あるのみ！
まあ、君たちKnightsはここの学院の中でも優秀だから。期待してるよ｣
はいお疲れ様。
そう付け足して、ここのレッスン室に来る前に買っておいたペットボトルと、洗いたてのタオルを彼らに手渡しする。
汗を拭いながら水を飲む彼らからは若々しさが感じられて。
私もかつてはこうだったなぁとぼんやり思い出していた。
｢はあ〜流石に疲れた…もう俺動けな〜い｣
｢だらしないわよ凛月ちゃん！せっかくAセンセがいるんだからシャキッとしてかっこいいところ見せましょ！｣
｢ふふん、俺はいつでもかっこいいからね…♪先生もその事は知ってると思うよ？｣
ねぇ先生？なんて可愛らしく尋ねる凛月くん。
いつもいつもだらけてばかりだけれど、今日のレッスンはなかなか力が入っていて魅了されるものがあった。
今くらいならいいかな、と思って私は少しだけ微笑む。
｢＿そうだねぇ、凛月くんはいつもかっこいいから。今日のレッスンなんか、特にかっこよかったよ
次のライブの凛月くん、楽しみだなぁ｣
ふふ、と笑って目線を彼と合わせ、ね？と後押し。
みるみるうちにぶわっと顔が赤くなる凛月くんからは、いつもの余裕さは感じられない。
え、意外と初心なんだ凛月くん…？と少しだけ驚いた。
｢く〜まくん…？どういうことかなぁ？｣
｢こ〜ら泉くんカッカしない。
泉くんだってかっこよかったよ？前に授業で見た時よりステップ上手くなってたじゃん、偉いよ｣
｢きゃあん！センセ、あたしも褒めて頂戴！｣
｢なっ、ずるいですよ！私も是非！！｣
｢わはは！王様の俺が先だっ、お前らは下がれ〜！｣
｢ああっ、褒める！ちゃんと皆褒めるから！｣
のしかからないで！という私の声は彼らの声にかき消されて誰にも届かなかった。
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ひかり(プロフ) - 月兎さん» 承知しました！お話に入りきらなくて続編での更新になる可能性が高いですが是非読んでくださいね！ (2020年3月26日 15時) (
レス) id: a5a72bcd0d (このIDを非表示/違反報告)
月兎 - リクエストします。羽風先輩VS神崎くん と 神崎くんと時代劇の撮影と伏見くんVS茨くんをリクエストします。更新頑張ってくださいね。 (2020年3月26日 14時) (レス) id: fdb5669a18 (このIDを非表示/違反報告)
ひかり(プロフ) - あおいさん» ありがとうございます！そう言って頂けて嬉しいです…！リクエスト、応えられるよう頑張ります！ (2020年3月23日 15時) (レス) id: a5a72bcd0d (このIDを非表示/違反報告)
あおい(プロフ) - リクエストよろしいですか？「ライハ組とりっつが、ひっそりと夢主の好きな所を話し合ってる」みたいなのが見てみたいです！毎回面白くてにやけながら読ませてもらってます！これからも頑張ってください！ (2020年3月22日 23時) (レス) id: 456648e3b3 (このIDを非表示/違反報告)
みっきー(プロフ) - リクエストに答えて下さりありがとうございます！！凛月くんの方も楽しみにしていますね！！ (2020年3月19日 17時) (レス) id: bd5bbfc6ff (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あいす
| 作成日時：2020年2月12日 22時
