強くなりたいだけなのに

80 ページ33

数分後


恵くんは帰ってきた


伊地知さんに電話をしていたらしい


釘｢なんで伊地知さんと話してたの？｣


虎｢津美紀の姉ちゃん無事だったか？｣


『恵くんも大丈夫…？』


伏｢あぁ、大丈夫だ。問題ない。それより任務の危険度がつり上がった｣


伏｢この件は他の呪術師に引き継がれる。お前らはもう帰れ｣


という恵くんに悠仁は伏黒は？と尋ねると


伏｢俺は武田さんに挨拶してから帰る｣


と言った



『私達待ってるよ？』


そういうが恵くんは、大丈夫だ、ほら行け！


と私達を無理やり車の中へ入れる


『(もっと頼ってくれてもいいんじゃ)』


と思い悠仁と野薔薇ちゃんの方を見る


3人でアイコンタクトをとり


新田さんに連れて来られたホテルに到着後


直ぐに恵くんの方へ向かった



.


.



橋の下で立ち尽くす恵くんに


私達は後ろから近づいた


釘｢自分の話し無さすぎ｣


『1人で溜め込むのはダメなんだよ』


虎｢そーそー｣


恵くんは私達の気配に気付いてなかったのか


少しびっくりしていた


釘｢ここまで気付かないとはマジでテンパってるのね｣


『…別に何でも話してとは言わないけど…』


虎｢せめて頼れよ。友達だろ｣


と言うと恵くんは津美紀さんのことを話してくれた


伏｢だから…今すぐ祓いたい｣


伏｢でも任務の危険度が上がったのは本と((釘｢はいはい｣｣


虎｢はじめっからそう言えよ｣


『よし！行こっか』


と言うと恵くんはふっと笑った


伏｢あぁ｣

81→←79

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す