強くなりたいだけなのに

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突如現れた東堂先輩と悠仁


伏｢やめろ虎杖！！そいつは俺たちでどうこう＿＿｣


悠仁を止めようとするが咳き込んでしまう恵くん


『恵くん吸って』


と腕を差し出す


恵くんはすこし遠慮しながらを血を吸う


伏｢A…目からも血出てるし吐血してんのにそんなに色んな人に血あげて大丈夫なのか…？｣


『大丈夫、貧血くらい我慢出来るし』


東｢パンダ｣


パ｢あいよ｣


東｢3人を連れて帳を出ろ｣


東｢西宮曰くこの帳は対五条用で俺たちは問題なく出入りできる｣


伏｢待て！！いくらアンタでも｣


『恵くん』


そう止めようとする恵くんを私は止める


悠仁は振り向き私と恵くんに


虎｢大丈夫｣


と笑顔で言った


その表情を見て恵くんはハッとする


東｢さすがシスターだ。最初っから気付いていたな｣


東｢羽化を始めた者に何人も触れる事は許されない｣


東｢虎杖は今そう言う状態だ｣


恵くんは歯を噛み締め


伏｢次死んだら殺す！！｣


と悠仁に言った


虎｢そんじゃ死ぬ訳にはいかねーな！！｣


『ふふっ、気をつけてね悠仁』


虎｢応！｣


そう言うとパンダ先輩は恵くんを担ぎ私も一緒に担ごうとする


『私は大丈夫です。自分で歩きます』


パ｢そうか、助かる。じゃ行くぞ｣


私とパンダ先輩は森を抜ける為校舎側に走り出した



．


．



パ｢ふぅ…ここら辺で大丈夫か…？｣


周りを見渡すと誰もいなく


周りに戦った跡等もなかった


『はい…恐らく大丈夫でしょう』


と言うと担いでた2人を降ろすパンダ先輩


すると急にぐわんっと視界が眩む


パ｢おい！大丈夫か？｣


『っ…は、い…大丈夫です』


パ｢もう大丈夫だ。無理せず休め｣


そう言うパンダ先輩


するとその言葉に安心してしまったのか私は


『す、みませ…』


寝てしまった

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