強くなりたいだけなのに

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【元呪術師だった呪詛師が殺した】



【両親、祖父母に会わせてあげましょう】



【こちら側にくれば楽になれますよ】



呪術師は人を呪いから守る為にいるんだろ？



私の祖父母はその呪術師に殺されたのか



意味がわからない




あぁやっぱり




この世界は可笑しい




不平等で呪われた




クソみたいな世界




楽になりたい____




私は感情を抑えられずただただ泣いていると




突如脳内に祖父が最後に言った言葉が脳内に流れた




｢消えない痛みを抱こうとも。華雅美として恥じぬよう生きろ｣




｢正しく生きれば善人はいつか報われるわ｣




『おじ…いちゃん…』




『おばあ…ちゃん…』




【さぁこちらへ】





『私…』





『逃げようとした…楽な(悪)の道へ…』





『ごめん。約束破ろうとしちゃった』




『けど、決めたから。』




『私は険しい道を歩いていくって』




『華術 華雷蒼傑 風雅(かじゅつ からいそうけつ ふうが)』



青い雷を纏った矢を



弓で放った



放たれた矢目に見えないほどの速さで



呪霊の方へととび刺さった



真｢なんだ今の術…！？｣



私にもわからない



咄嗟に出た術だった



ただ1つ術発動時に



透麗眼を使った事は分かった



すると反動が来たのか吐血する



『かはっ…』



伏｢っ…！A！！｣



私は自分の腕に噛みつき血を吸う



『っ…はぁ…』



周りを見ると呪霊は先程の術で結構なダメージをくらっていた



恵くんは…



『恵くん…！お腹に…！』



伏｢大丈夫だっ…｣



お腹を抑えながら答える恵くん



その姿を見て私があの時止められなかったから…


と悔やんでいると


真｢恵、A。｣


と真希さんが私たちの名前を呼んだ


真希さんを見るとニヤリと笑っていた


真｢私らの番は終わった。ここを離れるぞ｣


真｢選手交代だ｣



真希さんの目線の先を見ると



東｢いけるか！？虎杖(マイフレンド)！！｣



虎｢応！！｣



東堂先輩と悠仁がいた

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