【銀魂】泡沫とりんご飴【沖田総悟】

9 帰る時間 ページ11

思い出にふふっと笑っていたらもう5時だった。


私はどれだけ寝ていたんだ、なんて思ったがこれ以上お邪魔するわけにもいかず帰ることにした。



「すみません、失礼します」


真選組の人たちにふわりと笑いかけると門からでる。


さぁ家に帰るぞ、と思い家の方向を向くと総悟君がいた。


「………ついてく。」


門にもたれかかり目を閉じて話しかけてくる。


「そんな…悪いですよ」


「いいからついていくっていってるんでィ。拒否権はありやせん。」


「………もう。」


変わってないなぁなんて思いながら暗い夜道を総悟君と歩く。


誰もいない夜道に2人分の足音が響く。



「………久しぶりですね。こうやって夏の夜に2人で歩くの。」


「そうだねィ。…………あの日以来か。」



あの日。


空に花が咲いてりんご飴を食べたあの夏祭り。


いつまでもこうしていたいと思ったあの夏の夜。

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ん…今日は次の話出せません。
明後日あたりですね…

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