月と御三家【呪術廻戦】

１.運命の出会い ページ3

Aside

僕は昔から、争い事が嫌いだった

呪術師界がクソだってことも知っていたし、

普通の生活をしていても労働がクソだと言うこともわかっていた

しかも朧月家に生まれて、呪力を持って生まれればそこで終わり。

呪術師にならざるを得ない

親が成し遂げられなかったことを

全て俺にのしかかって

そんな家が嫌だった



　





呪術師になる道を選んだ僕も嫌だった









そして月日は流れて高校生になり、




東京都立呪術高等専門学校の新入生になってしまった



なることを望んでなくても



なることしか選択肢がなかった




だから






仕方なく入学した







寮がついてるし親から離れられるならどうでもよかった







呪術師はまともな死に方はしない






何か残っていること自体が奇跡。





なら







僕と言う存在自体を消したかった








でも、死ぬのが怖かった








だから強くなる







　






それしか僕にやる道はなかった









教室に入ると既に座っている少女









僕は目を奪われてしまった









綺麗な緑色の髪









とても綺麗だと思った









数秒見つめあった時







真希『おい。』




僕『え？あ、』





真希『お前名前は？』





そう聞かれた




僕『あ…朧月A。貴方は？』






少女は少し顔を歪めて





真希『禅院真希だ。私を苗字で呼ぶんじゃないよ。真希でいい。』






僕『うん。僕のこともAで良いよ。真希。』







色々真希のことを聞いた








真希は御三家の禅院家の子息。


でも生まれつき何らかの身体的な代償と引き換えに、強大な能力を得る「天与呪縛」持ち。



呪具で戦う。




僕『酷いな…良く耐えたね。』




僕は真希の頭をさすった




真希は『お前は？』と聞いた





僕『…いつか、話してあげるよ。』







ｶﾞﾗｶﾞﾗ




狗巻『おかか』




パンダ『先客居たわ。』







五条『はーい！授業はじめまーーす！！』







朧月A





彼に隠された真実





それは…




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