白と緋色が組み合う日 2

☆63☆ ページ34

クラピカ
「ルル、ハクア、準備はいいか？」

数秒前に試合が始まり、今は3人が取り敢えず身を隠している状態で相手の様子を伺ってる。相手も開始早々姿をくらました3人に警戒し、様子を伺っているようだ。

ハクア
「いつでもいいよ！」

ルル
「私も…！」

クラピカ
「よし、では私が合図をしたら一斉に1人づつ倒して行くぞ。…しかし誰が持っているのか分からないと面倒だな…」

クラピカそう言いながらも、相手を監視していた。

ハクア
「すぐ分かったら面白くないじゃない」

クラピカ
「まあ、そうなんだが…」

ルル
(2人って夫婦みたいだよな…)←

クラピカ
「今だ！」

クラピカの合図で3人はそれぞれ1人づつ倒し始めた。

ゴン
「始まった！」

流石はクルタ族。ものの5秒で相手を地面に押し付けた。しかもクラピカは一気に2人を抑え込んでいた。

クラピカ
「お前らに問う。鍵を持っているのは誰だ」

「い、言うと思ったか…！」

相手はガクガクになりながら答えた。

キルア
「ゴン、構えとけよ。…来るぞ」

ゴン
「うん！」

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