☆32☆ ページ47
〔ルル&キルア〕
ルル
「この壁…〔壁の粉を舐める〕小麦粉だ…なら…。キルア！マッチ…持って…ない？…一本…いいから」
キルア
「マッチ？ならさっきゴンが射的でとって俺にくれたのが…〈ガサゴソ…〉あったあった！ほらよ！」
キルアはポケットから出したマッチをルルに投げた。
ルル
「おっと…ありがとう！あと…小麦粉の…アレルギー…ある？」
ルルは何とかマッチをキャッチして言った。
キルア
「アレルギー？ねえと思う」
ルル
「なら…いいか。今から…爆発…するよ。それで…空気…送る…OK？」
キルア
「何でもいいよ。脱出できんなら」
キルアの返答にルルはコクリと頷き、マッチに火をつけた。…が
ルル
「…あれ？(シュッ)…あれ？(シュッ)…キルア…これ…付かない」
ルルが何どマッチを付けようとしてもマッチは付かなかった。
キルア
「え…まじか。…じゃあ、どうすんだよ！」
キルアはマッチをルルの手から取り、このオンボロマッチ！と言って床に投げつけた。
ルル
「火を…付ける…」
ルルも黙り込んでしまった。
キルア
「…なあ、ルル。摩擦で火って起こせねえか？」
キルアが言った。摩擦で火を起こすなんてよく思いついたものだ。
ルル
「…摩擦で…！起こせるよ！キルア…アッタマ…いい！」
ルルはそう言いながら木刀を取り出した。
ルル
「キルア…こっち…持ってて…離しちゃ…ダメ！」
キルアに木刀の片方を渡し、小麦粉も渡した。
キルア
「え！？俺が投げんのかよ！」
ルル
「そうだよ…？だって…私…腕一本。この腕…摩擦…起こす…のに使う…から。…お願い」
キルア
「……分かったよ。ルルの合図で投げればいいんだろ？いつでも合図出していいぜ」
キルアはそう言ってニカッと笑った。
ルル
「いくよ？
3…
2…
1…
今！」
ルルの合図でキルアは小麦粉を宙に投げた。そして落ちてくるタイミングでルルが摩擦を起こした。すると次の瞬間だった。大きな爆発音とともに、下へと向かう階段が壊れ、大きな穴が空いた。その穴から、空気が下にも流れていた。
ルル
「やった…！キルア…成功！」
キルア
「ああ！…早く行こーぜ！ゴン達より先にゴールするんだ！」
ルル
「うん！」
穴から下に行くと、すぐに扉があった。2人は顔を見合わせ扉を開けた。
ルル&キルア
「「ゴール！」」
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コハク(プロフ) - まって！ 待って！ プールの漫画初めて見た！！！ え！ ヤヴァイ！ 好き好き好き好き好き好き好き！！！！ ありがとう黒猫ちゃんんん！！！！！ ほんと君たち大好きやわ。 (はぁと) (2018年2月18日 14時) (
レス) id: 9069044b6f (このIDを非表示/違反報告)
シャチ - 面白いです。ファンになっちゃいました。恋バナの所でキュンキュンしちゃいました。 (2018年2月18日 13時) (レス) id: b00f335520 (このIDを非表示/違反報告)
りんご(プロフ) - ありがとうございます！ぽてとさんのためにも頑張ります！ (2017年9月8日 22時) (レス) id: 6851417439 (このIDを非表示/違反報告)
ぽてと - めっちゃ面白いです！！続編の更新頑張ってください！ (2017年9月7日 17時) (レス) id: f0acafae2c (このIDを非表示/違反報告)
水野ミドリ(プロフ) - 面白いです！ファンになっちゃいました！あっ良かったら私の作品も読んでくだされば嬉しいです…！ (2017年8月22日 13時) (レス) id: 7371dfda5a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ペティ | 作成日時：2017年2月8日 19時
