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『ゲホッゲホッ … ハァハァ…うぅ』

うむ、とてもきつそうだ。胡蝶や蝶屋敷の女の子達が忙しそうにテキパキ処置をしているが、俺も宇髄も伊黒も何も出来ずにただ突っ立っている。

「A様、ちょっと腕チクッとしますね。」

『うぅ、いたいいたいいたいいたい!いやだ!』

胡蝶が一言言った瞬間、A様が暴れだした。

「すみませんみなさん、A様の体を軽く抑えて貰えますか?」

胡蝶に言われ、駆け寄る。腕を触ってみると驚くほど熱かった。俺でも熱いということは、宇髄達はもっと熱いのだろうか。

「ありがとうございます。鎮静剤を打ったので暫くは大丈夫だと思います。」

涙のあとを残したまま、寝ているA様を見て何も言えなくなった。体にたくさんの管が繋がれて痛々しい姿だった。

「これから派手にどうするんだよ。地味に鬼舞辻に狙われてるとすると、派手にやばくねえか?」

「はい。しかし、、、」

うむ、これ以上異能を使わせるわけにも行かないな。A様の体が持たない。

「しかし何故急に鬼舞辻の野郎はA様を狙い始めたのだ。訳の分からない。今までなんの興味も表さず…ブツクサ」

伊黒の言い分もわかる。どうすればいいものか、、、

「とりあえず、1週間後の柱合会議で話し合いましょう。それまでは蝶屋敷で様子を見ますが、心配なので柱1人を見守りに付けられるよう、お館様に頼んでみます。」

「よもや。了解した。ほかの柱には俺から伝えておこう。」

そうしてその後はそれぞれ自分の屋敷に帰った。

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かにパン(プロフ) - 名無し82162号さん» ありがとうございます! (2022年1月6日 19時) (レス) id: 389140c462 (このIDを非表示/違反報告)
名無し82162号(プロフ) - 面白い (2021年9月27日 21時) (レス) @page1 id: 90bfde0de7 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ひすい | 作者ホームページ:http://nanasaizihakawaigarareru.01  
作成日時:2021年8月13日 17時

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