【名探偵コナン】私はひとりじゃ生きられない。2nd【松田陣平】

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ギギギ…と効果音のつきそうな程ぎこちなく声の主の方へと振り向くハギ






『あ 陣平』




｢松田くんだ！やだなんでこんなイケメン集まるの最高！｣




｢陣平ちゃん………ｯ！｣





イケメン登場でテンションMAXの池田さんや佐々木さんとは天と地の差がありそうな反応をするハギ




そして見るからに禍々しいオーラを放っている激怒寸前の陣平





…ちょっと気の毒





｢よぉ A。ハギが悪ぃな




……ハギ 歯ァ食いしばれよ｣





｢まっ…！陣平ちゃ……！｣






弁解しようとするハギに容赦をしない陣平



その後、食堂にハギの短い悲鳴が響いた








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｢まだ痛てぇ…｣




｢Aのこと口説こうとすっからだろ｣




｢松田くんって本当にAちゃんのセコムだよね｣




『でも良かったじゃん。歯飛ばなくて』




｢ご尊顔殴らなかっただけでも感謝しろ｣




｢いやでも脛……アザできてるんだけど｣




『陣平の蹴り痛そうだったね』





｢顔殴ったらバレんだろ



こーゆーのはバレねぇトコにやんだよ｣





｢発想がもういじめっ子のそれだよね｣






あー、絶対アザ暫く治んねぇじゃん…とブツブツと文句を言うハギ





顔面に来ると思って咄嗟に顔をガードしたハギは、まさか足に蹴りを喰らうとは思っていなかったようで、脛に陣平の蹴りが綺麗にクリーンヒットした






流石は弁慶の泣き所と呼ばれているだけある



脛への攻撃はかなりキたらしく、ハギは｢うっ…！｣と短い悲鳴をあげて悶え苦しんでいた







｢…ところでさ、さっきマドンナとか聞こえたんだけど｣






未だに脛を摩っているハギは、相当気になっていたのかかなり前の話題を持ちかけた






｢Aちゃん達はその子知らないの？｣





『私は今さっきその子の存在を知ったくらいだし…』





｢私達も噂だけかな｣





｢マドンナ…？なんだそりゃ｣






全く話題についていけていない陣平が頭の上にはてなマークを浮かべていた






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変なところで切っちゃってすみません！



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