【名探偵コナン】私は1人じゃ生きられない。【松田陣平】

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その後、池田さんと佐々木さんにハギの歴代元カノの話をして、萩原研二という男がいかにチャラ男であるかを熱弁した





｢松田妹！ちゃんと真面目に走れ！！｣





話すのに夢中で走るのが疎かになっていたからだろうか





途中で教官に注意された。私だけ。





教官に注意された割に、私のストップ萩原ガチ恋講座は失敗したようだった




益々2人は｢萩原くんかっこいい…｣とハギを拝んでいた




何でだよ。私ただ注意されただけじゃんか








ランニングが終わった後には池田さんは｢でも降谷くんもかっこいいよね！｣と全然違う男の名前を出してた






成程 ミーハーか




私の熱弁必要なかった感じね








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食堂にて朝食を取っていると、隣に誰か座ってきた






｢よ。｣




『陣平だ。おはよ』






朝食を持った陣平が、当たり前のように私の隣の席に腰掛けた





挨拶を終えると、今朝のことのせいで少し気まずく感じる






でも、そう思っているのは私だけなのか、陣平は気にもせずに白米をかきこんでいた





『……』





ご飯粒を口の端に付ける無邪気な姿に少し拍子抜けした





……まぁ、陣平は私が降谷に喧嘩売ったの知らない筈だしこんなもんなのか





1つ溜め息を零しつつ、陣平の頬に手を伸ばしてご飯粒をそっと取る





｢ん？あぁ、付いてたか？｣





『ん。』




｢わりィな｣






陣平のご飯粒をそのまま自分の口に運ぶ




ついクセで、こんな感じに陣平の口の端っこに付いた物は全て取ってそのまま食べてしまう





私の斜め前に座っていた見知らぬ人は、自分の朝食を食べるのも忘れて私達を凝視していた





やっぱり少し恥ずかしいことなのだろうか





全然恥ずかしくないんだけどな






｢さっき教官の野郎に叱られてたろ？｣





『松田妹って私しかいないじゃん』





｢そんな叱られるまで何話してたんだ？｣




『リアコ製造機萩原研二の被害者を出さないための防止講座開いてた』




｢なんだそれ｣





終始真剣な表情でそんな事を言う私に、陣平は｢ハギの奴可哀想だな｣と口では言いながらも顔は笑っていた





｢んで？効果はあったんか？｣





『降谷かっこいいって言ってたから、講座自体が必要なかった 』





｢叱られ損だな｣






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班員構成


班長:小野さん


班員:鈴木さん、池田さん、佐々木さん




オリキャラです。名前は無しの予定

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