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「おじゃまします！」
「はいどうぞー」
俺が帰ってから連絡をすると、
準備万端だったらしいAがすぐに飛んできた。
「なんか変な感じするかも」
「俺も。変に緊張しちゃってるの何だろうね(笑)」
まるで初めてのお泊まりかのような初々しさに
我ながら笑ってしまうぐらい。
「ね、今日せっかくだし飲んじゃおうか」
「うん！って、なんのせっかく？」
「それはぁ…分かんないけども」
そんなよく分からないノリでお酒の缶開けちゃったりしてさ。
お互い明日も仕事だしそんなに飲みはしないんだけどね。
「でもこうして北斗と2人で飲むのって久々だよね」
「そうだね。あんま外にも行けてないし」
「うん、」
デートはこの前したとはいえ、やっぱり最近はあまり楽しませてあげられてない気がして。
「ごめんA」
「…？どうして謝るの？」
「Aのことは幸せにしたいと思ってるけど、職業柄やっぱり堂々とはできないから」
本当は仕事のせいになんてしたくないんだけどね…。
「私、今でも十分すぎるぐらい幸せだよ？」
伝わってないですか、ってプクッと頬を膨らませたA。
「ぁ、いや、伝わってないとかじゃないよ。ごめんね？」
「んぅ…もう謝らないでいい。私は北斗がそばにいるだけで世界一幸せなの！」
ちょっとだけ酔いに任せたような強気な口調。
「北斗はどんなに忙しくても時間が余す限り私に尽くしてくれてるし家事も手伝ってくれるし、私のわがままも聞いてくれる。あとたくさん好きって伝えてくれる。私も北斗のそんなところが好きなの、」
「A…」
「こう言うだけじゃだめ？まだ不安？」
本当はもっと好きなところたくさんあるよ、って。
歌って踊ってアイドルしてるところもお芝居してるところもちょっとネジ外れてるときの北斗も…
なんて、永遠に言葉が出てきそうなAの勢いに思わず吹き出した。
「…なんで笑ってるの」
「ふ、ごめんごめん」
「だからもう謝らないでって言ってるのに…」
「え、ごめ…ぁ、」
「もー！謝ったら一生ちゅーしない」
「それは勘弁」
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hiina(プロフ) - つばささん» ありがとうございます！お楽しみいただけて嬉しいです(泣)自分のペースで頑張らせていただきます！！ (2021年3月10日 12時) (
レス) id: dd01d7da97 (このIDを非表示/違反報告)
つばさ(プロフ) - ２人とも可愛い…！！最後まで無理せず頑張って下さい！楽しみにしてます(*^^*) (2021年3月9日 23時) (レス) id: f62f7d7df7 (このIDを非表示/違反報告)
hiina(プロフ) - naoさん» わ〜ありがとうございます(泣)頑張っていきますので最後までどうかお付き合い下さい！！ (2021年3月7日 17時) (レス) id: dd01d7da97 (このIDを非表示/違反報告)
nao(プロフ) - 私好みでとても好きなお話です！いろいろ大変だと思いますが更新頑張ってください！応援してます！ (2021年3月7日 11時) (レス) id: 4ea5256c68 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：hiina
| 作成日時：2021年3月3日 23時
