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そしてお昼休み。
絶対行かないと決めたからにはもう気にせずにいようと思っていつもどおり昼食を済ませ、自分の席でスマホをいじったり何だりしていた。
まさか…
「A」
「……へ、」
北斗が来るなんて思いもせずに。
「え………ほく、なんで、」
「お前、樹から聞いたよな？」
じゅり、って…田中くんのことか。
って、まって、今はそんなに落ち着いてられない。
「いいから、来て」
「え、ちょ、北斗っ」
わけも分からず腕を掴まれて結局たどり着いた屋上。
「北斗…？急にどうしたの、」
「昨日、」
「昨日…？」
「俺、変なこと、言った？」
こんなに真っ直ぐ目が合うのっていつぶりだろうか。
北斗は、不安げな瞳をしてた。
聞いても、いいのだろうか…
「……いつもごめんって…言ってた、」
「………….」
「あと……好き、って……本当、なの？」
戸惑うように視線が逸れて、
でもまた目が合う。
「本当、」
「………」
「そのまんまだよ。……好き、」
「…っ、」
「小さい頃からずっと、Aだけが好き」
本当、なんだ…
「なにそれ…っ、」
「ぇ…ごめ、泣かせるつもりじゃ…そんな嫌だった、？」
思わず涙を流す私を見て子犬みたいな困った顔。
そんな表情も、初めて見たよ…。
「違う、私ずっと嫌われてると思って…だから、ずっと怖くて…」
「……そう思われても仕方ないことをしてた、」
「っ、なんで、言ってくれなかったの？」
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雅(プロフ) - めちゃくちゃ面白かったです！！読んでて表情筋全く仕事してませんでした、、終始キュンキュンしっぱなしで余韻に浸ったまま眠れそうです(笑)こんな神作を生み出して下さりありがとうございます！ (2023年3月23日 1時) (
レス) @page41 id: 510ee6a3ff (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：hiina
| 作成日時：2021年2月11日 21時
