ゆーとマン ページ11
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Yuto.T
雑誌撮影の楽屋。
いつも通り、みんなスマホ弄ったりなんか食ったりしてるけど、俺には気に入らないことが1つある。
優斗「Aちゃん！」
ソファに寝転んでスマホを弄っている俺らの最年少。
枕にしているのははしもっちゃんの足だ。
俺にはそんなことなかなかさせないのに、はしもっちゃんはしょっちゅう。
羨ましい！ムカつく！俺だってされたい！
「何？」
「優斗うるさいよ」
「おいで！」
上半身を起こしてはしもっちゃんの隣に座ったAに手を広げる。
膝枕終了のはしもっちゃんは不満そうだ。
「…何してんのお前」
「俺にもくっついてほしいんだもん」
「バカ？」
「バカだね」
「はしもっちゃんに言われたくない！」
「優斗声でけぇよ」
「サマステ中に喉潰しても知らないよ」
ぐっ、相変わらず最年長に優しくないんだうちのメンバーは。
でも高橋優斗！ここで折れるわけにはいかない！
「ほらほら、おいで！」
「やだよ恥ずかしい」
「いつもくっついてくるくせに」
「改めて言われるとやなのー」
「お嬢の気分が来るまで待ってろ優斗」
俺と同じく、“あんまりくっついてもらえない組”のガリさんが俺を宥める。
「次優斗とAちゃんだよ」
「ほら、行くよ優斗くんー」
呆れながら立つAちゃん。
シンメだからかツーショット撮影が多いのが俺の唯一の救いだ。
結局俺のお願いは聞いてもらえなかった。
少しむくれて楽屋を出ると、いつの間にか隣にいたはずのAちゃんがいない。
…あれ、俺置いてかれた！？
怒った！？
そう慌ててたら、
「いけっゆーとマン！！」
背中に感じた衝撃。
うっ、と倒れそうになるのを堪えて後ろに手を回す。
Aちゃんが背中に乗ったんだ。いわゆるおんぶ。
おんぶは作ちゃんの担当じゃなかったっけ？
「もう、急に来たら危ないでしょ」
「へへ、ゆーとマンなら支えてくれると思って」
「当たり前でしょ。うちの可愛い子に怪我させるわけにいかないんだからさ」
「ふふ、優斗くんの背中好きだよ」
15歳らしく無邪気に笑う君。
その笑顔は俺らが守るって誓ったもの。
ほんとに、君には敵わないや。
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弥稀 - すごく面白いです。少年忍者や７ｍenとの絡み楽しみにしてます。更新頑張ってください。fight！ (2020年11月4日 22時) (
レス) id: 29dad6b9c8 (このIDを非表示/違反報告)
まれぴゅま(プロフ) - (名前)かえでさん» ありがとうございます!!作者が忍者好きなのでたぶん忍者はしつこいほど出すと思います!!笑 (2019年8月15日 13時) (レス) id: 4d2e6b700d (このIDを非表示/違反報告)
(名前)かえで(プロフ) - うちわくめっちゃ出てきて飛び跳ねました(≧∀≦)うちわく、少年忍者との絡みも楽しみにしています！ (2019年8月15日 13時) (レス) id: 13f063b4e1 (このIDを非表示/違反報告)
まれぴゅま(プロフ) - 美月さん» ありがとうございます！ (2019年8月15日 1時) (レス) id: 4d2e6b700d (このIDを非表示/違反報告)
美月(プロフ) - お話しが面白くて、読んじゃう！本当に一つ一つの更新がうれしい！更新頑張って (2019年8月15日 1時) (レス) id: 05133f7f23 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：まれぴゅま
| 作成日時：2019年8月14日 13時
