▽ ページ19
〜井上side〜
橋「瑞稀ありがと！！」
何話してきたのかは知らないけどはしもっちゃんがるんるんで帰ってきた。チョコ貰えたのかな？
「瑞稀帰ろ！」
井「うん」
____
井「お邪魔しまーす」
「今日パパ夜中に帰ってくるから居ないよ、
瑞稀と話したいとかるんるんで言ってたけど」
井「あ、そうなの？2人は？」
「お姉ちゃんカレシと同棲中〜、シュウ瑞稀の弟と泊まりで恋バナするとか言ってたけど」
井「え、聞いてないわ」
俺ら同級生組は小さい時から一緒だから家族ぐるみで仲良いんだよね。
弟同士も同い年だし仲良いっていう(笑)
「まぁ瑞稀座ってて」
井「何か手伝おうか？」
「やだ、今日バレンタインだもんちゃんとAがしないとね！」
そう言ってテキパキとご飯の準備をするA。
「ちょ、なんで動画撮ってんの(笑)」
井「Aがオムライス作ってくれまーす、野菜はあんまり入れないでねー」
「サラダちゃんと食べてくださーい」
井「えぇ…」
「めっちゃ嫌そうな顔するじゃん！(笑)」
井「嫌だからね」
「ちゃんと食べてよ〜」
井「今日はたべる、Aが作るから」
「お、じゃあ頑張る」
井「Aいいお嫁さんになるね」
「褒めても何も出ませんよ〜」
井「別に褒めてないけど」
「嘘でしょwww」
井「www」
こうやって何かキッチンで笑い合うってカレカノっぽいな、なんて思ってるのはAには内緒。
しばらく他愛もない話をしてる間に完成したオムライス。Aの料理はほんとに美味しいから、それを食べれる俺幸せ者。うん。
「はいどーぞ」
井「うまそ〜」
「食べていいよ、ケチャップはお好みで」
井「何か書いてよ」
「じゃあ瑞稀スキって書く」
井「ありがとうございます〜」
平然な顔装ってるけどめっちゃ恥ずかしいよね。
「み、ず、き、す、き、♡」
井「声に出しながら書くのやめて恥ずかしい」
「照れ屋だねぇ瑞稀くん」
井「うるさいなぁAも照れ屋の癖に」
「お互い様ですな〜」
井「今年のバレンタインはいつから準備してたの」
「2日前！シュウに五千円払って少し手伝ってもらった」
井「賄賂(笑)」
「HiHiはちゃんと自分でしたよ！」
井「忙しいのにわざわざありがと、まじでうまい」
「え、良かった〜！瑞稀のためならいつでも作る！」
ニコニコしてそう言うA。
無意識に可愛いこと言うからほんとにAは天然爆弾だわ。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 1044人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ぷりん(プロフ) - 血液型も誕生日も出身地まで全部私そのまんまなんですけど、最高ですか！？笑 (2020年8月13日 19時) (
レス) id: 835cd9e49f (このIDを非表示/違反報告)
美紀 - 瑞稀君と優斗君寄りのオール担当です最高です更新大変だと思うけど頑張ってください応援してます最近暑いけど熱中症に気を付けてくださいね (2019年8月18日 18時) (レス) id: a31ea93868 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：なすみづき | 作成日時：2019年1月30日 17時
