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Story23 ページ24

居間に戻ると、大根やらニンジンやらを洗っていた胡蝶さんが振り返った。


「どうしたんです?すごい音がしていますが…」
「部屋があまりにも使ってなくて埃積もってそうなので、掃除機というカラクリを使ったんです。少し煩いですがすぐ済みますよ」
「名前から察するに、お掃除を楽にするカラクリですか?」
「はい。不死川さんは隣の部屋に寝てもらおうと思いまして。あ、胡蝶さんは2階の姉の部屋を使ってください。布団は取り換えますから、不死川さんが!」
「ありがとうございます。……それにしても、ふふっ…」
「どうしたんです?」


ギブスを濡らさないよう左手だけ洗って、ピーラーや包丁、まな板、鍋を取り出しつつ問いかけると、胡蝶さんは楽しそうに続けた。


「いえ、相沢さんは不死川さんを使うのが上手いなぁと思いまして」
「あの人、そんなに怖い人ですか」


いや分かっていたけどね!?たださぁ、なんかpi○ivの情報と今までの行動照らし合わせたら、結構優しい人なんじゃないかと思うわけですよ。私の手も、手当してくれてたし。いまもなんで俺が、とは言わず私が頼んだことをやってくれている。泊まる身なのだということを理解しているのだと、思うわけで。まぁそれをフル活用する私もどうかと思うけど。


「まぁ、私たちは客人ではなく、言わば居候。遠慮なくこき使って下さい」
「そのつもりです。私の心情は、『働かざるもの食うべからず』ですから」


笑いながら調理器具を取り出し終えた。これは……?とピーラー片手に首を傾げる胡蝶さん、めっちゃ可愛い。萌えか。これが萌えか。それとも尊い?

ピーラーの使い方を教えてから、不意に彼女が私を見つめてくる。え、なんですか、顔赤くなるから見つめないで←


「あの、割烹着はあります?このままだと隊服が汚れてしまうので…」
「……ぁー…甚兵衛ならあります。ちょっと待っててくださいね」


家はみんなあまりエプロンを使わない方なのだが、確か随分前に店の夏用制服を持ち帰ってきて放ったらかしにしてあるやつがあるはずだ。2階の自室の箪笥をあさり、それを無事発見。1階に持っていく。


「これに着替えてください。普段は店の制服で汚れること前提なので、遠慮なく」
「…そうですか。では、お言葉に甘えて」


(羽織を脱いで)
(隊服……学生服みたいな服のボタンに手をかける胡蝶さん)
(……え、ここで着替える!?)

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コサキ(プロフ) - ち◯こさん» あと名前変えろ。きっしょ。 (2月19日 22時) (レス) id: d52feb45e3 (このIDを非表示/違反報告)
コサキ(プロフ) - ち◯こさん» お前の事違反報告したから。お前の方こそ暇人やろ。 (2月19日 22時) (レス) id: d52feb45e3 (このIDを非表示/違反報告)
るるる - ち◯こさん» あなたの方がおもんないで。もうやめとき虚しいから。 (2月13日 1時) (レス) id: b7b0607f35 (このIDを非表示/違反報告)
灯霧(プロフ) - コサキさん» おおっとぉ!?ご指摘ありがとうございます!修正いたしました! (2022年1月13日 22時) (レス) id: 58548306cb (このIDを非表示/違反報告)
コサキ(プロフ) - 1995年は平成7年ですね。 (2022年1月13日 21時) (レス) @page12 id: beb81ab5f5 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:灯霧 | 作成日時:2020年2月11日 16時

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