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ﾔﾏﾄ｢うっ...やめろ！！やめろって！！！！！｣
一度も手を出さずみんなに叫ぶヤマト。
コブラも日向もAも手を出さずただただ殴り合う男達を見ていた。
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その頃ノボルは物置倉庫のような場所で一人うずくまっていた。
扉の開く音に過剰に反応し、震えるノボル。
二階堂｢どうせ何も食ってないんだろ？｣
ﾉﾎﾞﾙ｢二階堂さん...｣
二階堂｢...この絆創膏。ﾁｯ｣
ノボルは目の前に落ちている袋の中身を見ようと手を伸ばす。
二階堂｢最後の晩餐だ。｣
ﾉﾎﾞﾙ｢えっ...？｣
驚いた顔をして二階堂を見上げる。
二階堂｢お前はもう家村会には必要ない。｣
ﾉﾎﾞﾙ｢ちょっと待ってください！！｣
二階堂｢残された道は一つ。｣
紙に包まれた拳銃をノボルの前に置いた。
それを見たノボルは勢いよく二階堂を見上げる。
二階堂｢最後は自分でケジメつけろ。｣
それだけを言って二階堂は去っていった。
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ﾔﾏﾄ｢おい！やめろ！！やめろって！！｣
掴みかかる達磨の男を引き剥がし、ひたすら喧嘩を止めようとするヤマト。
日向｢お前はここにいろよ？｣
｢.....。｣
日向はAの頭を撫でると参戦した。
日向は向かってくる山王の男をボコボコするとコブラに近づいていく。
そして手前まで来ると山王側の男二人の腕をコブラの目の前で蹴り折った。
ｺﾌﾞﾗ｢てめぇ！！｣
キレたコブラは日向に掴みかかり喧嘩が始まった。
コブラは日向を壁に押さえつける。
ｺﾌﾞﾗ｢やめろ｣
喧嘩を止めさせようとするが誰も聞く耳を持たない。
日向｢止めるわけねぇだろw｣
ｺﾌﾞﾗ｢なんでそこまでら俺らにこだわんだ｣
日向｢俺はな、兄貴たちとはちげぇんだよ。...うぉらっ！！｣
コブラから抜け出し容赦なく蹴りをいれる。
日向｢ムゲンに負けて俺の兄貴達は九龍を破門になった。
日向兄弟の名前はお前らのせいで地に落ちたんだよ！！
だから、またここで俺が負けちまったらもう...｣
バイク音が響きわたる。
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作者名：あーる | 作成日時：2019年9月20日 9時
