君はペット。〈Hidaka.U〉 (ページ15)

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甘えてるのかな、って

思ったけど…

「ぃっ…」

首にチクリ、と痛みを感じた。

「ひだか…？

んっ、」

ちゅうって吸われてる…

「や、…//」

「…ついた、」

「え…/ な、なにが…」

「つけられたことないの？

キスマーク。」

「え…」

鏡を見ると、

首元に紅い印がくっきりついてた。

「ちょ…！

ばっかじゃないの！？

明日も仕事なのに！！！」

「いいじゃん、べつに。

Aが俺にやきもちやかせたせい。」

「なっ…////」

「ほら、寝よ？

抱きしめてあげるから♡」

「自分のベッドで寝てよ！」

「やだ！

ここで寝させてくれないんだったら

もっとつけるよ？」

「…////」

「ほら、おいで？」

「ばか…///」

あるいみひだかは

涼くんより

色気があるというか…

とにかく心臓がドキドキして、

今夜は眠れそうになかった。