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あれから、たまにレンくんとお昼休みに遭遇することがあった。
というかぶっちゃけ俺自身、あの公園に行くともしかしたら会えるかも、なんて淡い期待を抱いていたのもある。
会うたびに他愛もない話をして、笑いあって、距離が縮まっているような気分になっていたけど、
「レンくんはこの辺よく通るん？」
「え？あーうん、まぁね…。」
なんて、ちょっとでも個人的なことを聞いてしまうとぼかされるような返事が、俺たちの関係性を物語っていた。
そうやった。レンくんはレンタル彼氏、俺はお客や。
個人情報とか特定されてストーカーとかになられたら困るもんな。
ドキドキするこの気持ちには、うまく整理をつけないといけないみたいだ。
「おはようございまーす…。」
うー、寒いっ！レンくんと絡んでいる間に季節は変わって、冬も本番に差し掛かった。
いつもどおり、会社の守衛さんに挨拶して、エレベーターホールで待っていると、
「康二、おはよう。今日寒いね。」
「阿部ちゃんっ、おはよう！ほんまやね〜朝起きるの辛かったわぁ。」
朝から阿部ちゃんに会えるなんてラッキーやなぁ♪
今日もスマートやなぁ…大人っぽいブラウンのコートがよく似合ってる。
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かこ - めめこじ､あべこじが大好きなのでこの作品すごく好きです．更新楽しみにしています。 (2021年6月25日 22時) (
レス) id: c565825e10 (このIDを非表示/違反報告)
Riona(プロフ) - こじじさん» ありがとうございます！すごくうれしいです！定期的に更新できなくて申し訳ないのですが、なるべくがんばりますのでこれからもよろしくです(._.) (2021年1月17日 2時) (レス) id: 7933131dc7 (このIDを非表示/違反報告)
こじじ(プロフ) - めっちゃ面白いです！めめこじ好きなんで更新楽しみにしてます！ (2021年1月12日 23時) (レス) id: 2e7657af2c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Riona | 作成日時：2021年1月10日 23時
