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子供4 ページ4

彼女達の髪はロングで、色は桃色。

三人もいるが、みんな違う表情をしている。

明るく常に笑顔を保っているのと、無表情を貫き通しているのと、ツンとした表情で腕を組んでいるのが一人。

なにこれ。


「源外さん…どういうことなんですか」


拳を握り怒りをこらえながら、背の低いおじ様に聞いてみる。


「スナックスマイルの従業員の間で風邪が流行っちまったみてぇでよ、人手が足りてねぇからアンドロイドを作ってほしいと頼まれたんだ。そこでだ、ギャルゲーの要領で作ったら上手くいくんじゃねぇかと思ってな。名付けて、『彼女プラス』!!」


「それが銀ちゃんと何の関係があるんだって聞いてるんですよ!!てかなに彼女プラスって!!まんま有名ギャルゲーなぞってますよね!?」


「この子たちには選択肢に応じてエンディングが変わるようプログラミングしてあんだ。左から幼馴染系、綾波 〇イ系、ツンデレ系だ」


「一人だけ水色の髪色してそうなやついる…」


「その子のエンディングには「貴方は死なないわ、私が守るもの」というセリフを必ず入れてあるぞ」


「いやそんなことより!!」


主旨がずれまくりだ。


「どうして銀ちゃんがその彼女プラスとやらと一緒にいたか聞いてるんですよ!おかげでこっちは…」


こっちは…!!

胃をキリキリと痛めながら生活していたのに!!

大きいため息をつくと、銀ちゃんが私の肩に手を置いた。


「試作品となるこいつらを俺がテストしてたってわけ。なかなか面白かったぜ」


テスト…。

三日頭を抱えた私がばかだったってことか…!!


「もう疲れたよ…ここから逃げ出したい」


「逃げちゃダメだ、逃げちゃダメだ、逃げちゃダメだ」


首を振りセリフを繰り返す銀ちゃんの顔面に鉄拳を食らわす。

すると、ジッとこちらを見ていた三人…いや、三台のうち一台、幼馴染系が来た。

髪をなびかせ、銀ちゃんのそばまで来ると上目遣いで声を甘く出す。


「銀時?この女の人、誰?」


一瞬にして涙を浮かばせ、潤んだ瞳で銀ちゃんを見つめる。


「あ?こいつは俺の嫁さん。可愛いだろ」


「え…?お嫁さん…?嘘、なんで。そんな嘘でしょ」


その瞬間。

試作品、幼馴染系彼女プラスは悲鳴を上げ停止。

な、なんなの一体…。


「銀の字、それじゃゲイムオウバーじゃよ」


「ゲームオーバーなくそジジィ。どんなシステムだよこれ」

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設定タグ:坂田銀時 , 夢小説 , 銀魂
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お茶(プロフ) - アルムさん» 素敵なコメントありがとうございます!!心の支えでございます涙次回作も宜しければ読んでいただけたら光栄です!ありがとうございました!! (2019年11月8日 23時) (レス) id: 7f31983ff2 (このIDを非表示/違反報告)
アルム(プロフ) - お茶さんこんにちは! 番外編完結おめでとうございます。1シリーズのときからずっと好きで毎日読んでいました。お茶さんの綴る文章、大好きです。毎日お疲れ様です。次回作も楽しみにしています。 (2019年11月8日 23時) (レス) id: 4726a4adc0 (このIDを非表示/違反報告)
お茶(プロフ) - みゃんさん» わぁぁあコメントありがとうございます!続き頑張って書きあげますね!! (2019年9月4日 0時) (レス) id: 7f31983ff2 (このIDを非表示/違反報告)
みゃん - 一気に読んじゃいました!めっちゃ面白いです!!続きが早く見たいです! (2019年9月3日 22時) (レス) id: 21dc5ec498 (このIDを非表示/違反報告)
お茶(プロフ) - あくび少女さん» コメントありがとうございます!ニヤニヤ…( -∀-) (2019年9月1日 1時) (レス) id: 7f31983ff2 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:お茶 | 作成日時:2019年4月9日 2時

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