【刀剣乱舞】神に愛されし人の子がブラック本丸撲滅します。第2章

53杯目 ページ4

薬研の元から逃れたどり着いたのは三条。







三日月「主。ここに座ると良いぞ。」



そう言ってスペースを開けて座らせてくれた三日月。




貴方「助かったわー。。」ｽﾄﾝ



大人しくそこに座ると、源氏兄弟と小烏丸が私の視界に入る所に座っていた。




髭切「えっと、、ピザ丸？」


膝丸「膝丸だ兄者！！」




相変わらず夫婦漫才みたい。




小烏丸「どれ主。主は舞は好きか？」



貴方「舞いでしょうか？？

神楽舞ならできますよ」




そう言うと手を引かれ庭へ連れ出された。




貴方「舞うのですか？」


小烏丸「少し父は退屈でな。麗しい主が神楽舞を出来ると小狐丸から耳に挟んでな。」



あ、言ったんだ。でも、なんで知ってるの？





イザ「我が教えたのだよ愛しき子よ。」




その声と共に桜を纏わせヒラリと現れた彼。



貴方「久しぶりな気がするわね。」


小烏丸「これはこれは。客人のお出ましとな。
どれ、皆も縁側に呼んでこよう。」




そう言って本丸に消えたと思った小烏丸はゾロゾロと人を連れて縁側に出てきた。

イザナギを不審な目で見るものもいれば、、



小狐「い、イザナギ様！！！」



すっかり酔いが冷め、駆け寄ってくるものもいた。



イザ「うむ。Aの新たな家族よ。
我が名は伊邪那岐命。このAを愛した神の1人。

本日は宴と聞いたのでな。
神楽舞を行なうとしよう。」




名前を名乗った辺りから刀剣男士の姿勢が伸びこの場にいる者が神様であると言うことを知らしめていた。





イザ「楽な姿勢で酒でも嗜みながら見ると良い。

この子の舞は酒に合う。」





その言葉を述べると神具である笛を取り出し鈴をAに手渡した。




〜〜♪〜〜♪




音が始まると神楽舞を始め何時も社で行っていたようにユラリヒラリと舞を踊る。



その舞を見ている物は翻弄され、彼女の仕草ひとつに頬を赤らめるほど。




貴方「(我が本丸に神の御加護を)」



そう念じ舞を踊ると鈴が鳴る度空気が揺れ、瘴気の欠片も無くなるほどに浄化した。

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