【鬼灯の冷徹】第二補佐官は雪女と鬼のミックスです〜肆〜

百八十四件目 ページ37

今年はチョコ作る許可も貰ったのでやる事が二つ。

一つは、当日まで友達やお世話になってる人にチョコをあげる。

二つめは、男装をしてチョコをもらいまくる。

なので14日まで限定男装を今してます。

といっても髪をポニテにして口調変えるだけだけど。


鬼(こうなるから許可しなかったっていうのがあるんですけどね)


「・・・・とりあえず、仕事は終わったか」


鬼「お疲れ様です」


「ああ、お疲れ。とりあえずこの書類のチェックは終わったよ」


鬼「ありがとうございます」


「じゃあチョコ作らないとだから」


鬼(・・・こっちの方が笑顔が見れるのでいいですが、やはりいつものAもいい)









バレンタイン当日。

何とか全員分のチョコを作りあげた。


(二徹だけど何とかなる)


最初は一番遠い所から配らないと。


鬼「おはようございます」


「おはよう、鬼灯。今日チョコ配りに行っちゃうからココにあんまりいないけど大丈夫？」


鬼「・・・・別に平気ですよ。いってらっしゃい」


「行ってくるねー」


まずは一番遠い桃源郷に向かった。






in極楽満月


白「いらっしゃーい！あ、Aちゃんだ！！」


桃「いらっしゃいませ」


お店に入ると白澤と桃太郎君が出迎えてくれた。


「今年もチョコ凄いな・・・・ハイ、いつもありがとう。今年も苦いのにしたから」


白「おおおお！！Aちゃんからのチョコ！！大事に食べるね！！！！」


「嬉しそうで何より。あ、桃太郎君も」


桃「え、俺にもですか？」


「うん。いつもありがとうな」


桃(爽やかイケメンになってる！？)


白「Aちゃんはこの時期、男の子っぽくなるんだよねえ」


桃「何でまた・・・チョコ、ありがとうございます」


「イエイエ。だって男の子っぽくしてると
　何故かチョコを女の子達からたくさんもらえるんだ」


桃「そういう・・・」


白「Aちゃんはチョコ目当てだからね。僕は女の子目当てだけどねぇ」


桃(この二人、ある意味同類か！？)


梅「ごめんください」


椿「おくすり、下さい！！」


お、良いタイミングに梅さんと姪っ子の椿ちゃんがきた。

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