検索窓
今日:32 hit、昨日:1 hit、合計:131,909 hit

百七十七件目 ページ29

高天原ショッピングモール。

ここは観光目的で経営されている。

ショッピングモールと言っても行ってみヨーカドーみたいな、大きな建物の中にあるわけでもなく

どちらかというと商店街が今風な感じになったと解釈した方がいいかも。

川を挟み、両サイドにズラッとお店が並んでる。

この川は人工の川って言ってたが、そこをそう見せないのが天国ですね。


兄「お、A!!」


「・・・・・うわぁ、何で会っちゃったのかな」


で、今会った兄はショッピングモールの副社長です。

実はここだけの話、本当は社長になって下さい!とスカウトされたが断ったのだ。

だから今のここの社長さんは「お飾り」みたいなものらしい。

まーアレだよ。

下剋上やったら成功するぐらい人望が厚いんだよね、この人。

こうして歩いている間も、お店の方達から声をかけられるぐらい。


兄「今日は珍しく殴らないんだな。というか今日は休日か?」


「ここで殴ったらアナタのメンツが潰れるからね。そんな事はしないよ。
 というかよく今日休日だと分かったね」


兄「だっていつもの仕事着じゃないじゃん。今日は足の隠れてる着物だから。
  というかそれも仕事着にすればいいじゃん」


今日は兄の言う通り休日です。

髪型もハーフアップに、結んでるところをおだんごにして簪さしてます。

着物もいつもの丈の短いものでなく、ちゃんと足首までのです。


「いや、これだと蹴り技ができない」


兄「そういう理由だったのか」


「それに動きにくいし」


兄「・・・まぁ確かに。デスクワークだけじゃないもんな。
  ところで何をしにここに?」


「職質か・・・今日は買い物に」


兄「一人で?珍しいな」


「あと、梅さんに会いに」


兄「梅に!?なんでまだ?」


「久しぶりに会いに。それに甥っ子と姪っ子を見に」


姪っ子っていうのは二人目の子です。

ちなみに梅さんはお店を出してます。

あの方は手先が器用なので、女性に人気そうな雑貨屋アクセサリーを作ってますね。


「というか仕事して下さい。アナタもそう暇じゃないでしょ」


兄「あ、そうだった。今から取引先に行かないとだった」


「そうだったで済む問題か!?」


兄「じゃ、楽しんでくれよ!!」


そう言って兄は走ってどこかに行った。

百七十八件目→←百七十六件目



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (53 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
279人がお気に入り
設定タグ:鬼灯の冷徹 , 鬼灯 , アニメ
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

rekuiemu(プロフ) - sickさん» コメントありがとうございます!徐々に距離を縮めるタイプだと思うんで、もう少しお待ちを!!!!鬼灯さん、カッコイイですか!?少し安心しました。これからも応援よろしくお願いします!! (2017年12月20日 20時) (レス) id: 0f866e2864 (このIDを非表示/違反報告)
sick - 鬼灯と早よくっつけや!!って思います。うん,,,,鬼灯格好いい,,,, (2017年12月19日 23時) (レス) id: 0d66d22dc9 (このIDを非表示/違反報告)
rekuiemu(プロフ) - さっきー!さん» 毎回コメントありがとうございます!!甘すぎて胸やけするんじゃないかと思ってましたが、大丈夫そうで良かったですw応援ありがとうございます!これからも頑張っていきたいと思います(*^▽^*) (2017年12月19日 21時) (レス) id: 0f866e2864 (このIDを非表示/違反報告)
さっきー! - すいません件目でした! (2017年12月19日 19時) (レス) id: 548bac4832 (このIDを非表示/違反報告)
さっきー! - 百九十三話目最高です!!やっとイチャイチャ?してくれたー!!!! めちゃくちゃときめきました! これからも頑張ってください! (2017年12月19日 19時) (レス) id: 548bac4832 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:rekuiemu | 作成日時:2017年12月11日 22時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。