Part16 ページ18
｢A、帰るぞ｣
教科書とかをバッグに入れてた時に兄ちゃんが来てくれた。
お茶子と三奈と透と話ながら準備してたからまだ終わってないや
『うん！でも、もう少しかかりそうだから下駄箱で待っててくれると助かる』
｢分かった｣
兄ちゃんが下駄箱の方へ行ったのを見てから恐る恐る後ろを見る・・・・・・
｢え〜〜！！今のAの彼氏？！｣
｢ウソやん・・・でもAちゃんかわいいから分かる！｣
｢あの子、ヒーロー科じゃないよね？じゃあ中学が一緒とか？｣
｢凄いですわ！是非お話を聞かせて下さい！｣
女子の反応は思った通りだ。何だろ、圧が怖い
もっと怖いと思ったのは男子の反応だ。
何故か教室の隅で円陣組んでるんですけどー！
意味わかんない！！
耳を澄ませてみれば、爆破するとか凍らすとか殴るとか痺れさせるとか聞こえたから良くない事が起きるに違いない。
・・・早く止めないと兄ちゃんに良くない事が起きる気がする
『あのさ〜盛り上がってる所悪いけど、さっきの人、オレの兄ちゃんだけど・・・』
｢｢｢｢｢｢そうだったの〜？！！｣｣｣｣｣｣
うお、見事にハモった。
・・・あんまり似てないかな？髪の毛とか似てると思うけど
｢でもさ！高校生にもなって一緒に帰るって仲良すぎない？！｣
｢そうね・・・Aちゃん、嬉しそうだったし｣
『あ・・・それはオレがブラコン過ぎるだけだよ』
｢・・・餓鬼みてぇ｣
『餓鬼っぽくて悪かったね、勝己。・・・兄ちゃんはオレの憧れだから、オレよりもヒーローだから、憧れの人とはいつも一緒にいたいじゃない？
兄ちゃんは普通科だけど
体育祭で化けるかもな！じゃあバイバイ』
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こしあん派 - チョコミントさん» ありがとうございます！！！面白くできるよう、更新頑張ります！ (2019年3月30日 10時) (
レス) id: 1be51e16a1 (このIDを非表示/違反報告)
チョコミント - 面白くなりそう！更新頑張ってください！ (2019年3月27日 22時) (レス) id: 0b77f7f649 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：こしあん派 | 作成日時：2019年3月17日 9時
