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「そういえば、ジャックはユニーク魔法持ってる?」

「ああ」

「そっかぁ、やっぱあるのかぁ」

「………そんなに上手くいかねぇのか?」

「んー。なんか逆に根詰めすぎてるような気もしてきた」

「じゃあ息抜きしたらどうだ」

「うーん」



どうしよっかなぁと言うようになんとなく体をゆらゆら揺らす



「………魔法ってのはイメージが大事だろ。
根詰めすぎて完全に行き詰まってるなら、一旦それから離れて頭スッキリさせてからやればいい」



確かに。ジャックの言う通りだ



「…ふふ、ありがとうジャック」

「別に。普通のこと言っただけだろ」

「ジャックってばツンデレ」

「は!?違ぇ!」

「アハハハ、顔赤い!照れてる!」



照れて顔を赤くしたジャックに私はケラケラと笑うと不満であると言いたげにジャックは眉間に皺を寄せていた



「グルルル……あんま遅くなるなよ。風邪ひくから」

「優しいなぁ。心配してくれてありがとうジャック」

「選手なんだから自覚を持てよ。
それに、お前が倒れて一番困るのはレオナ寮長とラギー先輩だろ」

「…困るのかな、あの人たち」

「困るだろ。お前、あの人たちのお気に入りなんだから」



お気に入りなんだ、私
まぁたしかに沢山構ってもらっているとは思うけど



「わかった。風邪ひかない程度にやるね」

「ああ。じゃあ俺は戻る」

「うん。おやすみジャック」

「おやすみ」



ザ、ザ、とジャックが部屋へと戻っていく足音を聴きながら私はまたマジカルペンを構える
少しの間深呼吸をして自分を整えた

よし、大丈夫。次は上手くいく



「──────」

「おい」

「うわぁっ!!?」



いざ魔法を放つ!という時にまだ背後から誰かに話しかけられてビクリと体を震わせる
まぁ、声で誰なのかはすぐにわかったが



「な、なんですか寮長!
いきなり背後から声掛けないでください!
驚いたじゃないですか!」

「お前こんな時間に何してんだ」

「魔法の特訓をですね」

「何時だと思ってんだよ。
やめろ。周りのヤツらが起きるだろうが」

「うっ」



寮長の言うことはご最も
だから私は言い返せず、シュンと申し訳ないオーラを出す



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(プロフ) - ちなみさん» ちなみ様。コメントありがとうございます!クソデカボイスでそんなことを言っていただけるなんて!!更新頑張ります!! (2020年6月8日 19時) (レス) id: 9e3e8858ee (このIDを非表示/違反報告)
ちなみ - 早く二章終わっておじたんとラギー君の親密度爆上げしてほしいです。(遺言) めっちゃくちゃこの作品好きです更新頑張って下さい(クソデカボイス)! (2020年6月8日 0時) (レス) id: 318f1a5b3c (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - シウさん» ありがとうございます!どうぞこれからも楽しんで呼んでください!キーワードの件速攻で直させてもらいました。ありがとうございました(--;) (2020年5月31日 17時) (レス) id: 9e3e8858ee (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - みおさん» ありがとうございます!こちらこそこれからもよろしくお願いいたします! (2020年5月31日 17時) (レス) id: 9e3e8858ee (このIDを非表示/違反報告)
シウ(プロフ) - 続編おめでとうございます、青エクとクロスオーバーなんて幸せ過ぎます!更新無理がない程度に頑張ってください毎話楽しみにしてます!(偶然気づいただけだったんですが設定キーワードの1つ目に『ラ』が1人多く仲間入りしてるみたいです) (2020年5月31日 17時) (レス) id: 2d935d3300 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名: | 作成日時:2020年5月31日 16時

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