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「えええええ…」
「おや、ラギーさんいらっしゃいませ。
お待ちしてましたよ…ん?そちらの方は…
ああ、入学式のときにメフィストさんがお連れした当学園初の女子生徒の方ですね」
「あ、アズールくんお疲れっス。
Aくんも助っ人として連れてきちゃったっス」
「それはそれは、ありがとうございます。
学園唯一の女子というのは最高の客寄せになること間違いなしですからね」
今この人思いっきり私の事客寄せパンダ扱いしたよね??
遅れてきた銀髪の人は私の前に来るとにっこりと笑った
「どうも初めまして。
僕はこのオクタヴィネル寮の寮長でこのモストロ・ラウンジを経営しているアズール・アーシェングロットと申します」
「胡散臭ァ」
「ブハッ!」
「あ。ごめんなさい」
隣で吹き出したラギー先輩の声にハッとし、直ぐに謝った
アズール先輩の顔が一瞬固まったのは多分見間違い
「す、すみません。
アズール先輩の笑顔の胡散臭さがメフィストみたいでつい」
「ブ、フ、Aくん、そ、それ謝ってるつもりなんスか」
「いや、それじゃアズール先輩にとんでもなく失礼ですね。
メフィストと一緒にしてしまってすみません。
私サバナクローの一年の奥村 Aです。Aが名前です」
「ゴ、ゴホン。
まぁ今のは聞かなかったことにしておきましょう」
是非ともそうしていただきたいです
「ふふ、Aさんは素直な方なんですね」
「アズールにそんなこと直球で言う奴この学園じゃ珍しいねぇ。
大概みんな陰口じゃん?」
「フロイドうるさいですよ」
「僕はオクタヴィネル寮の2年のジェイド・リーチと申します。
こっちは双子の…」
「フロイドだよぉ」
「よろしくお願いします」
きっちりと挨拶をする
すると、フロイド先輩はうーんと首をかしげながら私を見てくる
「ホホジロザメちゃん、かなぁ?
んー、長いからサメちゃんでいっかぁ」
「へ?ホホジロザメ??」
「うん。だってサメちゃん魔力の量とんでもないじゃあん?
それにサメちゃんは狩られる側じゃなくて狩る側だよねぇ」
にっこりと言うよりもニヤァと笑うフロイド先輩に私は戸惑う
「フロイド、なぜAさんが狩る側だと?」
「んー、俺の勘かなぁ♡」
ラギーはAの正体を知っているがためにあながち間違いではないことを言うフロイドに口元をひくつかせた
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江(プロフ) - ちなみさん» ちなみ様。コメントありがとうございます!クソデカボイスでそんなことを言っていただけるなんて!!更新頑張ります!! (2020年6月8日 19時) (レス) id: 9e3e8858ee (このIDを非表示/違反報告)
ちなみ - 早く二章終わっておじたんとラギー君の親密度爆上げしてほしいです。(遺言) めっちゃくちゃこの作品好きです更新頑張って下さい(クソデカボイス)! (2020年6月8日 0時) (レス) id: 318f1a5b3c (このIDを非表示/違反報告)
江(プロフ) - シウさん» ありがとうございます!どうぞこれからも楽しんで呼んでください!キーワードの件速攻で直させてもらいました。ありがとうございました(--;) (2020年5月31日 17時) (レス) id: 9e3e8858ee (このIDを非表示/違反報告)
江(プロフ) - みおさん» ありがとうございます!こちらこそこれからもよろしくお願いいたします! (2020年5月31日 17時) (レス) id: 9e3e8858ee (このIDを非表示/違反報告)
シウ(プロフ) - 続編おめでとうございます、青エクとクロスオーバーなんて幸せ過ぎます!更新無理がない程度に頑張ってください毎話楽しみにしてます!(偶然気づいただけだったんですが設定キーワードの1つ目に『ラ』が1人多く仲間入りしてるみたいです) (2020年5月31日 17時) (レス) id: 2d935d3300 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:江 | 作成日時:2020年5月31日 16時