先 生 、大 好 き で す 。【俺スカ】

#可愛いの極み ページ2

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｢ごめんごめん、ここまでやるとは思わなかったし。どんな店か分からなかったし...｣



そう言って苦笑いを浮かべる若林くんはおかっぱ頭にメイド服。私がゴリ押ししたもの。



｢見たら分かるだろ！｣



のぶおを指さしてそう言う東条くんは茶髪ロングに青いミニスカのワンピース。とにかく素材が良いから似合ってる。



｢別にいいんじゃね？目立ちそうだし｣



金髪のウィッグを触りながら言う明智くんはもう女子かってぐらい似合ってる。ピンクのふわふわしたドレスがこんなに似合う人っているんだろうか。



｢似合ってるよ東条！｣


｢足スースーすんだけど...｣



相変わらず嫌そうな表情を浮かべてる東条くん。ほんとに女子かってぐらい足が細い。羨ましい。



｢若林くんほんとに可愛いよ...メイド服にしてよかった｣


｢え、あ、ありがとう...｣


｢Aの若林へのこだわりなんなの？｣


｢だって若林くん素が可愛いじゃん！私1回見てみたかったんだよね、若林くんのメイド服姿｣



恥ずかしそうに笑う若林くんと呆れたようにため息を吐く東条くん。それすらも絵になってる。



｢明智くんも綺麗だよね、ほんとに女の子みたい｣


｢そう？でも髪長いのってウザイね、結びてぇ｣


｢あ、じゃあ当日はお団子にする？そしたら動きやすいよ｣


｢Aに任せるわ。俺はよく分かんねぇし｣



なんて会話をしていると、のぶおが手をパンパン叩いて静かに！と大きな声で言う。



｢ほら、次はアンタ達が男装する番よ！みんな着替えちゃってー！｣



のぶおに衣装を押し付けられ、慌ててそれを受け取る。結衣に誘われて断れきれず、私まで男装することになった。別に制服のまま厨房でよかったのに...。

そう思いながらもそれに着替えた。







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