【ヒプノシスマイク】おせっかいは結構です

14日目 ページ15

………………………………

…………………

…………

「…帝統、あなた何をしてるんです？」


「おっせーよ！
救助連絡したの1時間前だぞ」


「えへへっ、ごめーんね！
このオネーさんどうしたのぉ？
もしかしてぇ…誘拐？」


「帝統、いくらお金がないからって
そんなことに手を染めて……
麿は悲しいでおじゃぁ〜」


「ちっげーわ！
朝起きたらいたんだよ！」





あったけぇのは良いけど
これじゃあ賭場にも行けねぇ
もうそろそろ起こしても
いいだろ、さすがに





「おい、ガキンチョ
いい加減起きてくれや」


「…う、うぅん
や、やめろぉ、追いかけてくるなぁ
たい焼きの分際でぇ…うぅ」


「どんな夢見てんですか
この少女は」


「オネーさん起きないね
どうしよっか？」


「このまま放置しておくのもねぇ
…まだ幼い、中学生くらいでしょうか
何か事情があるのかも…」





おいおい、勘弁してくれや…
面倒ごとに巻き込まれるのは
嫌なんだけどなぁ





「とりあえず1番近い
僕の事務所に
連れていってみる？」


「それが得策ですかねぇ」


「はぁーー、
しょうがねぇな」





この状況から抜け出せるなら
もうなんでもいい

15日目→←13日目

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す